holiday 第百三十七話 時空が歪んだ日
3人の連携によりかめしゃんを車に乗せることに成功した。
かめしゃん(大きい箱がみんなを乗せて運んでくれてる。初めて見るな〜)。
(絶対これは電車だな)。
全然違うのである。何度も言わせないで欲しいものだ。
ジニアルの車にかめしゃんを乗せ、その後ろをホープの車がついていく形で組織へ向かうことにした。
杉原「車が歩くより遅くなってるんだけど>_<」。
横小路「しょうがねえだろ。亀野郎がアホほど重いからな」。
則武「幸い、ここから近くてよかったな」。
トラ「タナカさん。カイから聞いたんだけど、あなたは敵を消滅させるんだよね?一体どうしてるんだい?」
タナカ「大体目星はついてるだろ?」
グチ「もしかして本当に空気を振動させてのか?」
タナカ「それで正解だ。見事な分析力だね」。
タナカがレイピアを取り出す。
フレックサーが運転しながら3人に話しかける。
フレックサー「こやつはな、レイピアを持つ腕を震わして空気の粘り気を強くするんだ。その粘り気を利用して軌道を形造り振動を止めて放つんだ」。
タナカ「粘土を急激に固めて、飛ばすと考えたらわかりやすいかもね」。
トラ「空気の粘り気か。そこまでは辿り着けなかった。確かにクマバチも空気がネバネバな故にあの巨体を浮かせることができるもんな」。
グチ「つまり空気はなんにでもなるということやな」。
かめしゃんと共にジニアル本部に到着する。
後藤「包末。あれは用意できてるか?」
包末「あぁ。準備万端だぜ」
包末がリモコンを押す。すると少し離れたところにあるシャッターが上がる。中からクレーン車が見えた。
グチ「まさかあれを2回も見るとはな」。
クレーンにかめしゃんを乗せ三階まで運ぶ。
カイ「おじゃましまーす」。
中でカイ達を待ち受けていたのは、旅館のようでしきたりが少なく、この空間だけ時代が何世紀も止まっているように感じる圧倒的な視界の洗礼だ。
杉原「おい亀やろう。前へ進め」。
かめしゃん(なんだろう?ご飯でもくれるのかな?)
かめしゃんが杉原についていく。
かめしゃんは一つの部屋に連れて行かれる。すると杉原は去り、扉と窓からシャッターが落ちてくる。青い海に巨大な岩がある景観が消え、暗くなっていく。
包末「外部の衝撃がダメなら内部から攻める。これは暗殺の鉄則だぜ」。
そして天井が開き、そこからまた防音室のような天井が出てきたら。するとそこにある無数の穴から謎のガスが出てくる。
包末「こいつはボツリヌストキシン。1gで1000万人を殺せる最強の殺し屋だぜ」。
後藤はホープの者達に顔を向ける。
後藤「君たち。向こうで話をしましょうや」。
かめしゃん(ご飯じゃないのか。煙で前が見えないのなんとかしてくれないかな?)




