holiday 第百三十五話 乗り物の役割
後藤「ひとまず動かしてみるか?」
ナーガ「俺は帰らせてもらうぜ」。
「こんな馬鹿げたことに付き合ってられるか」。
則武「どーぞご勝手に」。
ナーガ「それとカイって言うのか?」
ナーガ「お前の事は一切認めてねーからな」。
ナーガはかめしゃんから背を向けたのだった。
フレックサーとカイ、タナカはホープの者と共にかめしゃんをもちあげることになった。
横小路「それじゃあ、行くぞ」。
横小路「せーので、はいっ!」
全員が力を込める。
しかしかめしゃんは一マイクロも持ち上がらない」。
杉原「こりゃだめだ〜^_^」
フレックサー「まぁこれだけ頑丈なら軽いわけないよな」。
その時、聞き馴染みのあるエンジン音が聞こえた。
それは徐々に大きくなっていく。
黒く塗装されたバイクだった。
そこにはグチが運転しておりトラもついていた。
トラ「全く。君の運転は危なかっしいことこのうえない」。
グチ「でもおもろかったやろ」。
カイ「グチ、トラ。どうやって来たの?」
グチ「そりゃ車について行ったに決まっとるやろ」。
トラ「俺たちもジニアルに挨拶しとこうかなって思ってね」。
トラ「俺はトラ、こちらグチ。どうぞよろしくお願いします」。
杉原「こちらこそよろしくね^_^」
カイ「あ、そうだ。グチ。この亀を持ち上げることってできる?」。
グチ「俺が出張るほど手強いのか」。
「いいぜ。やったるわ」。
グチが亀の後ろに回る。
グチ「おりゃーー!!」
それでも亀はビクともしない。
トラ「グチ。1,2,3っで持ち上げてみて」。
グチ「くっそ。あかんな」。
グチ(学校の時を思い出せ。一体どうやってあの馬力を生み出せたのだ)。
(脳をフル回転させてただろうが。あれをもう一度決めなくては)。
(考えろ考えろ。回れ脳)。
グチ「おりゃーー!!!」
グチは鬼にも勝る狂気の顔を浮かべる。
血管がはち切れるかのような形相だ。
グチはかめしゃんを掴む。その時、グチの脳内は学校の時以上のリソースを使い続ける、摩擦が起こり、リミッターを司る部分が摩耗し、やがて、、
消滅する。
その時、かめしゃんの足が浮き始めたのだ。
そしてグチの胸ほどまで持ち上げた。
それと同時に皆の浮き足も立った。
後藤(なんだこやつは。化け物か。)
タナカ「いいね。好きだよこういう子」。
だがトラは驚かず冷静にグチを見る
トラ「待て。これじゃあ、運動効率が悪い」。
トラもかめしゃんを持ち上げる。
トラ「腕を使うより腰を使え。そうしたら楽になるぞ」。
カイも駆け寄る。
カイ「グチ、ゆっくり亀の真ん中へ行って」。
カイが右、トラが左、グチが真下は行く。
杉原「なるほどね。右の子が直接力を入れず亀の重さを殺す。車でいうサスペンションか。左の子が真ん中の子の力を最大限発揮させれるエンジンとなり真ん中がその力を出すモーター。悪くないトリオだ」。
かめしゃん(この子達、かなり大変そうだな。これが所謂切腹ってやつなののかな?)
全然違うのである。




