holiday 第百三十四話 粘土細工
フレックサー「協力関係ね。お主らにしちゃ珍しいじゃねえか」。
後藤「アンタらとは利害が一致していると踏んでましてね。ユネルコ軍も頭を失っても動き続けるし。柳家に至ってはほぼ無傷。お互いだけで挑んでも厳しいでしょう」。
フレックサー「それが本当なら嬉しいが、まさか途中で裏切るなんてないよな?」
後藤「…ということで午後の2時にジニアル本部に来ていただけますか?」
「できればターミナルさんを連れてきて欲しいです」。
フレックサー「おう。分かったわ」。
グチ「そういえばお前タナカと任務行ったとき、タナカの戦闘見てたか?」
トラ「俺たちにも聞かせてくれよ」。
カイ「うーん。言ってしまえば何も見えなかったんだけど」。
「彼は相手を倒すというより消滅させていたという表現がしっくりくるな」。
トラ「消滅させる?実に興味深い」。
グチ「もしかしてめちゃくちゃ速く切り刻んだんじゃないのか?」
カイ「いや。どれだけ速くてもあの一瞬で敵をバラせるとは到底おもえん」。
トラ「、、、もしかして、空気の振動を使ってるんじゃないか?」
トラ「音とかも空気の振動によって発せられるだろ」。
「その振動によっては鼓膜さえ破られる」。
「辻褄は合うかもね」。
タナカは廊下の奥で顔を覗かせ3人を見ていた。
タナカのポケットが振動する。
フレックサー「タナカ。今どこにおる?」
タナカ「俺は今第五支部におるが?」
フレックサー「そうか。今から車で迎えに行くから一緒に指定した場所まで来てくれんか?」
「ジニアルの奴ら、お前のこと気に入ってるらしいからな」。
タナカ「ok。支部で待っとるわ」。
フレックサー「あとカイにも会いたいらしいから呼んどいて〜」
グチとトラの影が立つ。
現れたのはタナカだ。
タナカ「カイ君。少し付き合ってくれるか?」
「ジニアルに会いに行くらしい」。
カイ(ジニアルってあの、、)
カイ「わかった。すぐ支度するわ」。
カイ「グチ、トラ、ごめんだけどまた行かなくちゃ」。
グチ「おう。気をつけろよ」。
トラ「またその話きかせてよ」。
カイとタナカはフレックサーの車のまえに立つ。
車がどんどん小さくなり、見えなくなっていく。
車が行き着く先は 大きな栗の木の下市。
そこには既に数人ほどのジニアルのメンバーが何かを取り囲っていた。
そこにはナーガもいた。
則武「を?来た来た」。
3人は車からでる。
後藤「タナカさん。そしてカイ君。その節はどうも」。
タナカ「まぁこれもホープの為だからな」。
カイ「ところで一体どうしたんだ?」
後藤「それが、、」
後藤は杉原、横小路にアイコンタクトを取り、囲んでいる円を開ける。
するとそこには異常なほど大きな亀がどっしりと構えていた。
フレックサー「こやつ…」




