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holiday  作者: NY
学校編
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holiday 第百十七話 喰い破れ

グチ(あいつ。さっきからずっと俺たちの横ばかり来てねえか?)。

グチ(確かにあいつにとって俺たちの死角は好都合。つまり勝機はそこにある!)。

そしてグチは己の拳を握りしめる。

グチ(3人のうちの誰かは賭けだ。落ち着け。トラがチャクラムを飛ばしたら奴はよけてカイのところに行くのが自然。カイの首の横をねらう!)


カイが撃ち合っている時、ついにトラのチャクラムが飛ぶ!


グチ(ここだ!)

グチは脳を光のように回転させて次奴が来る位置に拳を当てる。

そしてカイの横の石壁にそれが衝突する。

だがやはり賭けでは駄目なのか。そこは頓珍漢な場所に当たった。

だが自身脳を限界まで活用したことにより自然と運動効率を意識しグチ本来のパワーが乗り拳の周囲の石壁が全て粉々に砕ける。その石壁は人一人以上簡単に乗れるほどの幅なのにも関わらず。


トラ「………!?」


カイ「!?」


ヤモリはあまりの衝撃に擬態の精度を大きく落としてしまった。

カイが即座に糸を降らす。それはヤモリに降り掛かり絡める。ヤモリはまた姿を消すも手遅れ。トラのチャクラムがやつに迫る。糸から抜け出した瞬間、何かが切れた。切れたものは擬態の機能を失いのたうち回る。その正体は尻尾だった。

ヤモリは姿を現し壁に貼り付き、瞬きより早く尻尾が再生される。


カイ「まじか。最初で最後の一撃が治されるなんて」。

トラ「安心しろ。尻尾を再生するのには莫大なエネルギーが必要。確実に体力は大幅に削った」。


グチはこれまで経験したこともなかった自身の出力に思考が置いてきぼりになった。がなんとか追いつき正気を取り戻す。

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