holiday 第百十一話 暴力の正しさ
カイとケツビィは休憩時間校舎の裏で座っていた。
ケツビィ「君、結構エグい人生歩んできたんだね」。「到底中学生とは思えないよ」。
カイ「我ながらちょっとびっくりしちゃってるよ」。
「肉食のデカい蜂とやり合ったり、音速より速い犬に無限に増えるヤドカリ、そしてトラックでぶつけて爆破させても平気で立ち上がってくる化け物とかいろんな奴と死闘を繰り広げたな」。「おいゴラ。そこは俺らのとこだぞ」
カイとケツビィは後ろを振り返る。
そこには明らか時代を間違えたリーゼントとスキンヘッドの2人がいた。
「テメェら。この人が誰か知らんのか?」
「俺はな、トラのリーゼントと呼ばれてる怪人、カニザクロだ」。
ケツビィ カイ(情報量多っ)。
カニザクロ「では俺らの敷地を跨いだ罰として顔面をバスケットボールにしてやろう」。
カニザクロの右ストレートがカイに迫る。だがそれはカイの顔面に届く前に折れ曲がっていた。
カニザクロ「、、、痛いよーー!!」
スキンヘッド「嘘だろ。あのカニザクロさんが、、」
カイ「俺はな、龍と一度戦って生き残ってるんだ。虎如き今更ってことやな」。
カイ「そこのハゲも試してみるか?」
スキンヘッド「い、嫌、、」
しかしそれを止めるものがいた。
ケツビィ「カイ!ちょっと待って」
ケツビィがカニザクロに近づく
カイ「ケツビィ、危ないぞ!」。
ケツビィ「カニザクロ君やったっけ?」「君、なんで君が生かされているかわかる?」ケツビィ「みんなルールを守ってるからなんだ。だから君に手を出さない。だけど君のルールに入ろうとものならすぐに君の命はなくなる」。
カニザクロ「説教とかいらないんだけど」。カニザクロは茫然と聞く。
ケツビィ「だからな、もし今の世の中に不満があるならばその場で発散するんじゃなくて社会を根本から変えられる人間になれ」。
ケツビィ「それじゃあ解散」。
カニザクロ「は、はい。すみませんでしたー!」
カイ「逃しちゃまずかったやろ」。
ケツビィ「大丈夫。仮に反省せずにまた続けるならもう奴らに道はない。それは行き止まるか新しい道を作るしかないんだ」。
カイ(俺、どうかしてたのかもな。昔を思い出したぜ)
ケツビィ「それにしても君がやってくれたおかげで円滑に進んだよ」「ありがとう」。
カイ「いやそれ言いたいのはこっちだよ。おかげで大事なことを再び思い出すことができたわ」。




