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古今東西にして老若男女、世の常なるはストレス社会。
好まずとも避け難し。俗界にて悶え苦しむは世俗人たる定めならば、其れに抗いたらんも人の業。
言うに及ばず、彼女も其の例外では有り得まじき。
凡庸なる一員に相応しからんと、古きより好まれし習癖に倣いたれば、今宵も捌け口に酒を選ばん。
昨今、何かと健康志向が高まりし世の風潮。
世の模範たるを心掛ければ、幾らかも健全なる発散法を紹介すべきであろうが、まあいいだろう。
功罪は万物の常、酒もまた然り。
古より今日へと愛されたる文化や習慣には、其れなりの意義とてあるに違いなかろうや。
そうそう、酒は憂いを掃う玉箒とも言いたり。
溜めとて毒にこそ成れども得には成らず万病の素、ストレスなるゴミを其の箒で掃き清めん。詰まる処は心の大掃除。
物は言いよう?大変結構、所詮は他人の所業である。
斯くして彼女もそうあらんと此処に座している筈だが、さて如何と相成りますやら。




