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毎夜、最高級の聖杯のワインを酌み交わし、贅の限りを尽くした愛欲の日々。大天使ガブリエルⅡは、この空中宮殿の夜を完全に支配していた。  作者: 大天使ガブリエルⅡ・魔光王霊


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大天使ガブリエルⅡ・康博はまた別の、見知らぬ異世界へと放り出されていた。次は果たして、どんな美少女を救い、どんなカオスな姿で愛欲に溺れるのだろうか

【時空の彼方・炎上する大阪城の周辺】


淀君の隠し娘:「あぁっ! 家康の軍勢がここまで……! もはやこれまでか……」


康博:(ドサッという音と共に、背中の巨大な六翼を羽ばたかせて着地)「ゴホッ、ゴホッ!……ったく、ん億年先の未来から八王子の自宅に戻ったと思ったら、今度は火事場かよ。で、君が今回のヒロイン?」


淀君の隠し娘:「ひゃっ!? せ、背中に純白の羽が生えたお方が、漆黒の南蛮胴具足を着て空から……! あなた様は、神仏ですか? それとも……」


康博:「ただの八王子在住の社会人だよ。あ、脳内スマホのホログラムに出たわ。君、淀君の隠し娘ね。史実だとここで徳川軍に消されるルート入ってる」


徳川の雑兵たち:「者ども、出会え! 謎の羽の生えた不審者を討ち取れー!」


康博:「うるさいな。女の子と喋ってる最中に割り込んでくんじゃねえよ。聖剣『高尾』、ちょっとだけ出力上げるわ」


淀君の隠し娘:「えっ、十字架の形をした日本刀……!? なんですかその眩い光は!」


康博:(聖剣を一閃。空間ごと数千の兵が消し飛ぶ)「よし、邪魔者は消えた。じゃ、とりあえず俺の八王子城に避難しよっか」


淀君の隠し娘:「キャッ!? お、お姫様抱っこ……!? なんという色気と冷徹な瞳……私、あなた様に一生ついていきます!」



第二章:妖怪大目付鳥居耀蔵とりいようぞう、急襲


康博が淀君の隠し娘を抱きかかえ、急ごしらえの拠点である『八王子城』の天守閣へと飛び立ったその時だった。


にわかに暗雲が立ち込め、大気を震わせる不気味な読経の地鳴りが響き渡る。


「ハハハハ! 焼き払え! 乱れた風紀を取り締まり、天下を我が『お調子者思想』で染め上げるのだ!」


バリバリと空間が裂け、炎上する大阪城の空に現れたのは、巨大なカラスの翼と無数の監視の目を体に埋め込んだ異形の怪物――妖怪大目付「鳥居耀蔵とりいようぞう」であった。


なぜ天保の改革の妖怪が、時代を先取りして大坂の陣に現れたのかは不明だが、その両目からは周囲の物質をすべて『贅沢ぜいたく禁止の地味な砂』に変える腐食レーザーが放たれている。


「ウオオオォン! 贅沢は敵! お前たちのその愛欲まみれの空間をデリートしてやるわッ!」


鳥居耀蔵の触手が、八王子城のラグジュアリーな御簾みすを切り裂き、今まさに淀君の隠し娘を『お説教部屋(校舎裏)』へと連れ去ろうとしていた。


淀君の隠し娘:「いやっ! この堅物、私の正絹しょうけん小袖こそでをそんな地味な木綿に変えないで!」


康博:「おいおい、せっかく八王子生まれの俺が、未来の利権と現代の感覚をアジャストさせて作った八王子城だぞ。そこらの公務員が勝手にガサ入れしてんじゃねえよ」


大天使ガブリエルⅡ・康博は、冷徹な瞳をキラーンと輝かせた。毎夜のように美少女を救ってきた20代社会人の魂の防衛本能が、聖剣『高尾』と共鳴する。


康博:「そこな目付野郎。俺のテリトリーで、そんなオーガニックじゃない砂を撒き散らすんじゃねえ!」


康博が聖剣『高尾』を天に掲げると、六翼から純白のフェロモンオーラが衝撃波となって放たれた。


「アークエンジェル・ラグジュアリー・バースト!!」


閃光が鳥居耀蔵の脳天を直撃する。


「ギエエエェッ! これが……これが令和の若手社員の、圧倒的な柔軟性(アジャスト力)かァァ!」


規律に凝り固まった鳥居耀蔵は、康博の放つ想定外の聖なる輝きに耐えきれず、ドロドロに溶けて歴史の闇へと消え去った。



第三章:八王子城での、愛欲まみれの暮らし


淀君の隠し娘:「……ふん、見事な手並み。でも、私はただの隠し娘。あなた様のような大天使にふさわしいかどうか……」


康博:「いいのよ、気にするねえ。それより君、肌が荒れてるよ。そんなに張り詰めてばかりだと、ターンオーバーが乱れるわ。俺のベッドでリラックスしていきなよ。ほら、take it easy(気楽にいこう)ってね」


康博の20代ならではの瑞々(みずみず)しい肉体美と、ん億年の放浪で培われた包容力は、戦国の世を生きる少女の心を完全にロックした。

そこからは、怒涛の「愛欲まみれの暮らし」が始まった。


普段は高飛車な淀君の隠し娘だったが、康博の圧倒的な美貌と、最高峰の天使のフェロモンにはあらがえなかった。

夜な夜な、二人は八王子城のぜいを尽くした天守閣で肌を重ねた。

康博のテクニックは、八王子の社会人3年目の知識と、大天使としての天性の肉体が融合したハイブリッド。


淀君の隠し娘:「あ、あんた……なんでそんなに、女の子の喜ぶポイントを知っているのよ……!」

康博:「ふふ、未来のトレンドをめないことね。ほら、力を抜いて……」


激しい情念を持つ隠し娘は、康博の腕の中で、蕩けるような甘い声を上げ、完全に骨抜きにされていった。毎夜、高級な古酒を酌み交わし、愛欲の日々を過ごす康博。彼はこの戦国の夜を完全に支配していた。



第四章:突然の終幕


だが、最高のラグジュアリーは、長くは続かない。


ある夜、隠し娘が康博の胸元で愛おしそうに眠りについた、その瞬間だった。

天守閣の片隅から、シュルシュルと不気味な音が響く。


康博:「え……? この匂い、まさか」


見ると、空間の歪みから古びた「魔法のランプ」が浮遊していた。その注ぎ口から、紫色の怪しい煙がモクモクと立ち上る。


康博:「ちょっと待てコラ! まだ俺、この時代の隠し財産を半分も口座に移してないんだけど! 次の定例ミーティングは!? じゃなくて、午後からのプレゼンは!?」


必死に抵抗しようとするが、ランプの煙は容赦なく大天使ガブリエルⅡ・康博の鼻腔へと吸い込まれていく。強制瞬間ワープの力が、彼の魂を漆黒の具足から引き剥がしていく。


康博:「ああっ、俺の、俺の極上の戦国ハーレムライフがぁぁーー!」


意識が遠ざかる中、最後に見たのは、愛欲に溺れた隠し娘の、幸せそうな寝顔だった。


「うわあああマジで何なんだよこれ!!!


煙の代わりに今度は強制連行かよ!!!


おい、時空の裏でランプを擦り続けてるクソ黒幕!!!


煙の演出サボって、バグ負けしてんじゃねえよ!!!


主人公は読者の化身なんだから、今すぐあの八王子城のベッドにロールバックしろォォォ!!!(大激怒)」


カチリ、と時空の歯車が回る。

気がつけば、大天使ガブリエルⅡ・康博はまた別の、見知らぬ異世界へと放り出されていた。次は果たして、どんな美少女を救い、どんなカオスな姿で愛欲に溺れるのだろうか。


八王子市生まれの男子、康博の放浪記は、まだ、始まったばかりである。


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