11話『お強い女子達♡』
「ふふ!あはは!良い気味ね!!……
あはは!!は……」
頭が痛い、寝ても疲れが取れない。
何故かにぃ様が勝手に死亡フラグに突っ込んでいく夢見た……
「うぷっ……」
「寝ろなのだお前。」
けも…けも…ミツル……うっ頭が……
「ふふふ…!…そもそも先人達の不幸の上で笑っていた現代人風情が救世主ぶろうと…っぅ…ぐ……」
「休めなのだお前。」
生理痛かしら?生理痛よね?嫌でも頭痛だし…
いや生理痛って頭痛もあるのよね?
「ふふふふふふ!……よし……落ち着いた。
ここはカットで。あははははっ!」
「とうとう壊れたのだコイツ。」
ふふ……どうしてかしら…、
無性に笑いたくなるのは……あっやばいまた。
「…ふふっ…ふ…馬鹿ね、優し過ぎるから守りたいものの意思を聞いてしまう。
自分を守れないのに自分勝手だからその者達は『弱者』だと言うのに。」(※監禁失敗経験8回)
……あれ監禁失敗記録いつの間にか増えてる…?
「おお、かっこいいのだぁ~。」
「……それに守るためなら監禁も許容範囲…とかの気概があればまだ良かったのに。
未来も過去も全て上手く行くハッピーエンドなんて、現実みが無いじゃない。」
「流石ラスボスなのだ~。」
嗚呼、気分がすこぶる良いわ。
頭が痛い以外は本当に……
「……ついでに貴女別に私に付き合う筋合い無いのにどうして付き合ってくれたの?
まぁ、一つ言えば……捕食者に戯れる無警戒な小動物程、可愛いものではあるけれど。」
「好き嫌い。
あとオメーも小動物の癖してなに言ってるのだ。」
わぁお単純♪
……でも私は別に小動物って感じでは無いわよ?
「えぇ…?私は一応こわーいラスボス……」
「精神性からしてお前は捕食者というよりは狐タイプなのだ。」
……??
えっと、それは原作のミチルを評価してっ?
いやでもこの子原作まともに知らないわよね!?…あれ?…つまり…
「……もしかしてカプの話…?」
「のだ?」
……完全にそうよね!?
私のこと舐めてるわよね貴女!?
「さっきの威厳が台無しなのだ、嫌いじゃないのだ。
ついでに寝起きで頭が凄くいてーのだ。」
…ふ…ふん…時には本人の意思を無視だってしなくちゃ、守れない。
まぁそりゃあ優先ぐらいはしてあげたいけど……本人を手の平に乗せきれないならそれだけ落とした方が楽だ。
……さてと……
「さぁ、急がないといけない原因は終わったということで……」
確かに、にぃ様との生活を心の底から楽しむのもいけれど、やっぱり時間があったらやりたいことがあったのよね。
「ふふ、じゃあ始めましょうか。
……『罪の茶会』を。」
本当はダメだけれど…私の理性が叫ぶけど…心がぶるぶる震えて仕方ない……
つまり……レッツ女子会♡!!!!!!!
「ねぇ私思うのだけど!やっぱりか弱くて守りたくなるヒロインよりも毎日愛を伝えてくれる同等の元気っ子ヒロインの方が勝率良いと思うの!!!」
「確かに勝率で言えばそうなのだ!!
でも個人的には可愛い年下男子に厳しいドデカイ女が照れる所も萌えだと思うのだ!!!
勿論個人的にはツンデレ属性が至高なのだ!!!」
性癖の語り合い♡
あっ勿論個人的な…ね?
「あとラスボス系が最後まで最愛を一人に貫いてるのが良いと思うの!!
主人公にデレないヤンデレ!!!今までと一味違うじゃない!?」
「個人的にはカプ妄想が捗って嬉しいのだ!!
ついでに読者から後から『コイツ主人公よりも相方の方が大好きじゃん…』どんでん返しも萌えなのだ!!!」
ん~♡かあいい♡
「そして!そして思うのだ……!
大体他キャラに成り代わって『推しカプ』を見守る『壁』になると言って挟まる展開も少なくない!むしろ最近はそっちが王道なのだ!」
「はっ!確かに!!
じゃあその王道展開であるレイシアちゃんはどうするおつもりで!?」
「だが私には『模倣』があるのだ!!
つまり!『当事者』が知らないところで新しく関係性を作ることも可能なのだ!
本人が知らない内にヤンデレ生成頑張るのだ!!」
「ん~自分が知らないところで関係性が築かれてるホラー♡
逆転されたらどうするつもりで?♡無事では済まないでしょうそんな所業♡」
「どれだけ自分が胸糞展開でも飛び込む気概はあるのだ!!
気概が無いのにリアルでメリバカプ厨なんて無責任なこと言ってられないのだ!!」
「草♡」
……こんなことが現実であると思わなかったわ。
ずっと引かれると思ってたもの……あれ?
「私、にぃ様以外に理解して欲しいなんて思ったことあったかしら…」
「ついでに私はでかい男と女が好きなのだ。
あの胸と胸筋の包容力は何にも変えられないのだ……
うにゃっ!なんで撫でるのだ!」
「…ペットだから当然でしょう?
意外と好きよ、貴女のこと。」
はぁぁぁぁ……にぃ様監禁日記書きたい♡
あっあとさっき言い忘れてたわね。
「先人達の不幸の上で笑っていた現代人風情が救世主ぶろうなんて、贅沢なのよ。」




