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無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第二章 調査・究明編
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EX ???のアウネ

 彼女は戦争の英傑として崇められ、当時の国王から「聖女」の称号を授かった...というのはあくまで表面上の話である。戦争の英傑であることは間違いないが、実際に彼女が授かった称号は全く異なるものである。しかし、彼女はその本当の称号について語らなければ、話を逸らそうとする。彼女曰く、私の人生における最大の汚点であるからであるそうだ。

 彼女の称号は、国家ぐるみで隠蔽されているようで、なぜそこまでして秘匿しようとするのか、デスマウント部隊のメンバーの多くは疑問に思っている。その一方、彼女の称号について言及しようとすると、彼女は不機嫌になり、怒りを滲ませるため、聞くに聞けないのである。

 話は変わり、彼女の人生は不明である。どこで生まれたのか、本名は何か、どうして戦争に参加していたのか。それら一切の記録が残っていない。彼女は、「私の人生の変遷なんて紙の切れ端と同じで、全く言及する意味も価値もない」としており、わざわざ人生について考えることは不必要であるという。

 彼女は分断戦争の東南軍における最高戦力の1人であった。どんな魔法でも最大の力を扱えるため、そよ風を出すだけの魔法ですら、彼女がその気になれば相手の胴体に風穴を開けることだって可能であった。そのせいで、彼女は魔法使いだというのに最前線で戦わされていた。本来であれば、後方支援に徹する役職だというのに、彼女だけは違っていた。

 彼女は死なない。死ねない。いくら攻撃を受けようと、顔が無くなっても、手足が切断されようとも、彼女は動き続けた。曰く、彼女はこの事が人生における最大の汚点だそうだ。どうしてそう言うのかは定かではないが、恐らく、何かしらの裏事情があるのは間違いないだろう。・・・「私のことを見ていたんだね。それに、他のメンバーの人達のことも見てたみたいだね?しかも隊長のことまで...。まぁいいけどさ。私の黒歴史とか暴露されてたら流石に止めてたけど...このぐらいだったら許してあげる。・・・隊長に会いたいな。」

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