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無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第二章 調査・究明編
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EX デスマウント部隊元隊長

 その人は変わり者が多いメンバーが集う部隊を率いていた。部隊の中では一番の苦労人であり、メンバー一人一人をサポートし続けた支援者として随一だった。彼は部隊員の感情の揺れ動きや行動原理、得意分野や能力を事細かく把握することに長けており、そのせいで良くも悪くも隊長となっていた。

 彼自身、戦争でも死にそうだったし、メンバーが問題を起こした時には頭を抱えて過労死で死ぬんじゃないかと思うぐらいには大変な立場であった。それでも、彼と彼の指揮下にあるメンバーは良好な関係が続いていたため、必ず全員で生きて帰ることを目標とした。

 彼の経歴と名前は不明であるが、デスマウント部隊の隊員達は常に「ルシアン隊長」と呼んでいた。しかし、その名前が果たして本名であったのか定かではないが、少なくとも、彼は指揮下のメンバーにそう呼べと命令していたそうだ。

 そんな彼は、現在どこにいるのか不明である。それどころか、戦争の最中で行方不明となっており、一応、戦死者として扱われている。しかし、デスマウント部隊の隊員達は死んだと考えていないようだ。というのも、彼が消えたのは一瞬のことであり、砲撃の砂埃と共に一瞬でいなくなったそうだ。そこに死体もなければ、血痕も見受けられなく、どうして消えたのか、どうやって消えたのか、未だに分からずにいるそうだ。

 

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