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無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第二章 調査・究明編
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第三十七 休息の時間

 地下室に残された色々な物品を回収した後、私達はそこを後にした。これといって金になりそ...使えそうなものはなかったけど、いくつか怪しい物は得られたので、とりあえず拠点に帰還することにした。

アウネ 「帰還したー!疲れたー!」

クロン 「うるさい。が、疲れたのは俺も同じだ。手早くやるべき事をやってさっさと休みたい。」

アウネ 「とりあえず回収した物は会議室のテーブルの上に置いて、そこで全員集合...したいけど、こんな状態で話し合ってもな〜って感じがするんだよね。正直、今日はもう自由行動でいいんじゃない?今日の目的は一応全部終わってるしさ、明日やってもいいと思うんだけど。」

クロン 「それは部隊長に一任する。君が判断してくれ。」

アウネ 「今日はお開きでーす。各員休むなり遊ぶなりしてくださーい。以上。」

 数日間ずっと歩いては聖水をばら撒き、襲いかかってくる怪物にも対処しながらってのを数日間。そしてそれが完了したら、今度は地下室の探索と物品の回収。流石にハードスケジュールだったせいで、全員かなり疲れていた。その状態で回収した物について話し合ってもあまり意味が無さそうに思えた。

 そんな訳で、今日はこれ以上の行動はやめることにして、私は自室に回収した物を置いた後、お風呂に向かった。あの大浴場を、もしかしたら独り占めできると思ったからである。この夕方の時間帯、夕食にするには早すぎるし、かといって風呂まで若干距離があるから入りに行く人はほとんどいない!つまり、お風呂を1人だけの空間で、あの広さを堪能できるチャンス!みんなと入るのも楽しいけど、たまには1人でゆっくり入るのもいいんだよね〜。

 足取り軽くしながら、大浴場へと向かっていた。どうせ人はいないだろうと思っていたから。そのまま服を脱いで、大浴場の扉を勢いよく開けたら、めっちゃ人がいた。しかも1人酒飲んでるし...。というか、なんでみんないるの...?めちゃくちゃいないと思ってたんだけど...。

アウネ 「ねぇアイラ...それ、何?」

アイラ 「ん?見ての通り酒だヒック!あ〜うめ〜ヒック、やっぱ酒はチビチビ飲むよりラッパのみに限るな〜!お前もいるか!ハハハハ!」

アウネ 「いや...遠慮しとくね...。」

アイラ 「なんだよ、一杯ぐらいいいじゃねぇかよー!この酒、結構高いんだぜ?それを飲まないんなんてヒック、もったいねーよーハハハ!」

 私はアイラから距離を置き、風呂に入っている別の人に声をかけた。

アウネ 「そこのお2人さん。ちょっといい?」

フローラ 「どうせアイラのことだろ?」

アウネ 「そう。あの人、いつから飲んでたの...?」

フローラ 「分かんない。私とミラベル、さっき来たばっかりだし。ただ、それ以前から飲んでたっぽくて...私達も酒を勧められたよ...。」

アウネ 「・・・あの人、どうする?」

ミラベル 「そのままにして差し上げたらいいんじゃないんですか?」

アウネ 「シスターとは思えないような発言が。あのまま放置してたらどっかのタイミングで絶対溺死するでしょ...。男性陣をここに連れてくるわけにもいかないし...クロンぐらいなら...?」

 流石に風呂場で酒飲んで酔い潰れて、明日になって溺死したのを発見したとか洒落にならないから、どうしようかと悩んでいたら、大浴場の扉をノックする音が聞こえてきた。

ガンファン 「誰かいるかー?クロイを風呂に入れてやりたいんだが、俺は入れないから頼みたいんだが。」

ミラベル 「大丈夫ですよ。私が手伝いましょう。」

ガンファン 「助かる。流石に俺が入るのは気が引けたからな...よしクロイ、ドア開けるから、ミラベルに体洗ってもらって、お風呂に入ってくれ。できるな?」

クロイ 「できる。」

ガンファン 「よし、んじゃ扉開けるぞ。じゃあミラベル、後は頼んだぞ。」

ミラベル 「はい。じゃあクロイちゃん。体を洗ってあげますので、こちらにどうぞ。あ、段差には気を付けて。」

ガンファン 「よし。じゃあ俺は飯食ってくる。あと頼んだぞー。」

 ガンファンの声が遠のいていき、クロイが大浴場へ入ってきた。相変わらず眠そうにしているが、しっかり自分で歩いてる。あら可愛い。私とフローラ、ミラベルは黒いの様子に対してとてもいい笑顔をしてる一方で、アイラは酒をガバガバ飲んでた。

クロイ 「なんか、変な匂い。」

ミラベル 「アイラ、お酒を控えていただきたいのですが。お風呂場でお酒を飲む姿は教育上よろしくないです。」

アイラ 「ん?あぁクロイか!酒飲むか?」

 アイラがその言葉を発した瞬間、私とフローラがアイラの顔面と後頭部を桶で思いっきり叩き、強制的に気絶させた。風呂場に浮かんでいるアイラを抱え、大浴場から放り出し、ついでに酒も大浴場から放り出した。ミラベル、フローラ、私はお互いの顔を見合わせて親指を立てた。ちなみにその一連の物事があった後、アイラは風呂場への酒の持ち込みを全員から禁止され、ガンファンやミラベル、マートンやベルなどからキツイ説教をされ、しばらく萎れている姿になっていた。

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