第三十 材料にしてやろうか?
最高品質の聖水を買った次の日の朝。みんなでワイワイと朝食を食べた後、再び昨日使った会議室に集合してもらった。
アウネ 「えー...どうも皆さん。おはよーございます...。徹夜明けのアウネです...。」
クロン 「なんで徹夜なんかしているんだ?」
アウネ 「ハンソンの塗料使って実験してました...。最高級の聖水使った実験を..。そしたらね...なんか、いつの間にか外が明るくなってたんだよね...。」
ハンソン 「ん?聖水?」
ミラベル 「私はまだ聖水作ってませんよ?」
クロン 「それは俺から説明しよう。昨日、夕方頃に教会へ行って最高品質の聖水を一本買った。その支払いは俺の属する協会の代表へ押し付けた。だから実質タダで買った。」
ハンソン 「・・・代表に。」
クロン 「あぁ。なんかそれやったら昨日の夜に連絡が来て、かなり驚いていたな。お前何やったんだと。必要経費と言ったら納得して支払ってくれたから安心するように。すごい嫌そうな声はしていたがな。」
ハンソン 「・・・代表、なんか可哀想だな...。」
クロン 「まぁ今はそんな事どうでもいい。それよりアウネ。実験の内容とその結果を聞かせてくれ。」
アウネ 「あい。えー内容は単純で、ハンソンの塗料を聖水に混ぜ込めるかってやつ。結果は可能。ただちょっと手間がかかる。やっぱり塗料にある魔力を浄化しなきゃ使えなかった。」
ハンソン 「んじゃ魔力抜きの塗料を使えばいけそうだな。それはそれで面倒くさいが...まぁ何とかなるな。」
アウネ 「よし。んじゃ、良い感じの目処が立ったので今日の予定を話しまーす。まずミラベルとフローラ。2人は最高品質の聖水を作る作業に取り掛かってくださーい。頑張れー。で、それ以外の人達。やることがないんで適当に過ごしてて構いません!そもそも聖水が完成して大量生産できないと何もできない!だから2人がどれだけ早く最高品質の聖水を作れるのかっていうのと、私がどれだけ早く最高品質の聖水を大量生産できるかによって色々と日程が変わってきます!なのでとりあえずミラベルとフローラ!なる早で作ってね!んじゃ解散!」




