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無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第二章 調査・究明編
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第二十七 息も絶え絶えの

アウネ 「まぁやることは簡単。単に聖水にめちゃくちゃ神聖魔法を込めてもらって、そっから魔力を抜く。そしたらまた神聖魔法を...って流れ。それで最高品質の聖水を作ってもらう。ね?簡単でしょ?」

ミラベル 「・・・聞いている限りはそうですけど...でも、最高品質の聖水を作るのに最低でも1ヶ月はかかりますよ?そんな長い期間も使ってもよろしいのでしょうか...?」

アウネ 「そこでフローラさんの出番です!」

 私がそう言うと、フローラは飲んでた紅茶を吹き出してむせてた。

フローラ 「ちょっと待って。私も?」

アウネ 「うん。だって1ヶ月も待ってられないし。時間加速使って1週間ぐらいに早めてもらおうかなーって。」

フローラ 「1週間...!?何で私まで酷使させられなきゃいけないんだ!」

アウネ 「嫌なら嫌でいいよ?私以外の人は許すかな?」

ハンソン 「俺は許さんぞー。やれー。」

ベル 「同じく。どうせここまで来たのなら腹を括るべきかと。」

ジャック 「ハハ!こいつは面白そうだ!できるかできないか賭けてみるか!?」

アウラ 「がんばれー。おうえんしてるぞー。」

ジャン 「できるできる。がんば。」

ガンファン 「俺も応援してるぞー。あ、このケーキうめぇ。」

マートン 「我ながら上手く作れたんだよ〜。あ、僕も応援してるよ〜。」

フローラ 「くそ...どいつもこいつも...。クロン...まさかあなたは違うよな...?」

クロン 「ん?なんか言ったか?ちょっと耳の聞こえが悪くてな。ベル、フローラが何と言ったか俺に教えてくれ。聞き取りやすくな。」

ベル 「フローラさんは私達の団結のために精一杯頑張るとのことです!!!!」

クロン 「おぉ、それは素晴らしい。じゃあ頑張ってくれフローラ。期待してるぞ。」

フローラ 「・・・はい、精一杯やらせていただきます...。」

 フローラは半泣きになりながら弱々しくそう言った。ごめんねフローラ。君もヤバいぐらい酷使することになっちゃって。

ジャアル 「・・・押し付け方がパワハラそのものですね...。」

アウネ 「うちの部隊じゃこんなもんだよ。というか、君らも私のパワハラを体験したでしょ。今のうちにこういうの慣れておいた方がいいよ。後々潰れられるのは困るからね。」

ジャアル 「・・・肝に銘じます。」

アウネ 「とりあえず今日は解散にするよー。明日からミラベルとフローラには頑張ってもらうけど。もし可能なら今日からやってもいいけど...多分疲れてるでしょ。今日は十分に休んで。じゃあみんな解散!」

 みんなは一気に解散し、各自バラバラのところへ向かっていった。クロンとベル、ハンソンだけ残っていた。

アウネ 「どうしたの?解散してもいいけど。」

クロン 「いや。大したことはない。聞きたいことがあるだけだ。」

アウネ 「聞きたいこととは?」

クロン 「本当に一週間で作れるのかってのと、あれは量産可能なのか?」

アウネ 「まず一週間で作れるとは思う...けど、フローラとミラベルの頑張り次第としか言えないかな。あれは私の干渉できる代物じゃないし。この中だったら聖水自体を作れるのはミラベルだけだからね。それに時間加速もどのぐらい持つかも分からない。どれだけ加速させられるのかもね。で、量産可能なのかってことだけど、量産自体は可能。その代わり、あれを再現しようと思うとかなりの集中力と魔力を使うからめちゃくちゃキツい。」

ベル 「その最高品質の聖水はどのくらい作る予定なのです?」

アウネ 「100。」

ベル 「・・・いっそ、買った方がいいのでは?王国の権限も使えるのでしょう?」

アウネ 「そりゃ買った方が早いし、権限も使いたい。だけど...」

クロン 「使ったら国民の反感を買うだろうな。」

アウネ 「そう。最高級の聖水なんて、普通の人なら人生で一本買えるかどうかっていう代物。それを百本も買おうとしたら財源を圧迫するし、見ず知らずの集団に国民の税金、それも莫大なお金を注ぎ込んだら国家への不信感が高まりかねない。だから、権限は使えるとはいえ、そんな何でもかんでも頼っていいってものじゃないんだよね。」

ベル 「確かに...。それは盲点でしたね。謝罪をしましょう。」

アウネ 「いいよ別に。私だってそうしたいし。」

ハンソン 「なぁ。俺もいれば100本も作らなくていいんじゃね?」

クロン・アウネ・ベル 「「「え?」」」

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