表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限に死ぬ私  作者: お菓子い
第二章 調査・究明編
PR
25/63

第二十四 崩壊する地面を呼び起こせ

 第一班、第二班は滅亡?壊滅?したグラン王国に向かって進んでいた。そこそこの距離があったので、流石に徒歩で向かうのは厳しすぎた。そこで、またも国王の権限を借りて馬車を3台借りることにした。それに乗って、みんなで向かっていた。

 馬車に乗っている間、数人に聞いておきたいことや注意しておきたいことがあったので、思念魔法で内容を伝達することにした。

アウネ 「クロン、マーカーは付けた?」

クロン 「無論。あとは現地にマーカーを設置すればいつでも転移可能だ。」

アウネ 「分かった。それとジャアル、リバリー。君達は後方での支援ね。絶対に先走っちゃダメ。」

ジャアル 「了解しました。」

リバリー 「はい...。」

アウネ 「ミラベル。念の為にいつでも浄化魔法使えるようにしてもらえる?」

ミラベル 「はい、もちろんですよ。」

アウネ 「フローラ、時間魔法の用意もしといて。」

フローラ 「了解。」

アウネ 「よーし。んじゃ、各自もう一度自分の役割をきっちり確認してスムーズに動けるようにしておいて。・・・まぁでも、今日は私以外やることないと思うけど。」

 馬車で移動して1時間ほど経過した。ようやくグラン王国だったものが見えてきたが、悲惨な有様だった。完全に呪いの地に変貌しており、煌びやかな城も無くなっていた。

 グラン王国から少し離れた場所で馬車から降りた。ゼロ・メビウス・ソルに馬の手綱を握っておいてもらい、それ以外の人達でグラン王国の近くまで行くことにした。

クロン 「酷い有様だな。ここに王国があったとは思えんぐらいだ。」

アウネ 「同感。私もここに住んでたって冗談みたいだよ。さて、とりあえず実験しようか。ミラベル、浄化魔法準備。」

ミラベル 「いつでも大丈夫ですよ。」

アウネ 「クロン。ナイフを私の腕に刺して、いつでも私を回収できるようにして。」

クロン 「了解した。」

 クロンは私の左腕にナイフを刺し、そのナイフにロープを括り付け、万が一に備えて回収できるようにした。

アウネ 「フローラ、準備は?」

フローラ 「いつでも。」

アウネ 「よし、なら始めようか。」

ジャアル 「これから何を行うんです?」

アウネ 「簡単なこと。私が一度この呪われた地面に足を踏み入れる。」

リバリー 「えっ...!?そ、そんなの自殺行為ですよ!やめた方がいいんじゃ...」

アウネ 「それじゃいきまーす。」

 そう言って私は足を踏み入れた瞬間、片足が爆ぜた。しかもそのせいで前に倒れ、上半身に魔力が流れ込みまくって、どんどん体が変色していく。

フローラ 「時間はそこで止まらん。」

クロン 「回収する。」

 フローラは私が倒れそうになった瞬間に魔法を使い、強制的に私が倒れないようにし、クロンは思いっきり私を引っ張り、呪われた地から離れさせた。そしてすぐにミラベルが浄化魔法を使い、私の汚染をきれいにしてくれた。

クロン 「大丈夫か?」

アウネ 「うん、大丈夫...ではないかな。とんでもない魔力汚染、それに呪い汚染まで。おかしいでしょ、私の足が爆発したんだけど。」

ミラベル 「とてつもない汚染を受けてますね...。浄化に時間がかかるのでそのままでお願いしますね。」

アウネ 「ありがと。ただ、これやっぱ無理だね。分かってはいたけど、ほぼ完全に竜の雨だよこれ。対策無しに突っ込んだら全員死ぬね。」

クロン 「それでも、何か分かったことは?」

アウネ 「一瞬だったけど、これは竜の雨モドキだね。当時の竜の雨の再現に近いものかな。ただ、性質は完全に一緒。ほぼ確定で化け物がいるね。」

クロン 「それ以外は?」

アウネ 「何も分からなかった。しっかり調査するにはやっぱ中で活動しないとダメそう。土とかも持って帰りたいけど、そんな装備はないから今日はもうこれでおしまい。ま、今日は現地の様子と入れるか否かの確認だけだったから目標達成ではあるけどね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ