第十九 我らの道へ
昼になったので図書館から帰ってきた。そしたらすぐにハンソンが私に近付いてきた。
ハンソン 「アウネ。なんか王国の魔導士が来てるんだが。どうしたらいい?」
アウネ 「その人達、今どこにいる?」
ハンソン 「目の前のドアの先、応接室に通して待ってもらってる。今さっき来たばっかりだけど。」
アウネ 「ハンソン、ジャック呼んできて。私が対応しておくから、連れてきたら2人とも応接室に入ってきて。」
ハンソン 「お、おう?まぁ分かった。ジャック呼んでくるわ。」
私は応接室に入った。応接室にはお茶を飲んでる2人の人がいた。
アウネ 「こんにちは。あなた達が例の人かな?」
リバリー「あっ、えっと、はい...。例の人っていうのは分からないですけど、こ、国王の命令で来ました!リバリーと申します!よ、よろしくお願いします...。」
ジャアル 「こんにちは。同じく国王の勅命により参りました、ジャアルと申します。」
・・・インパクトあるなぁ。リバリーって子はなんかちっちゃいし帽子でかいし喋り方可愛い。頼りになるかどうかは置いといて、私達の部隊員の愛されキャラになりそう。ジャアルは堅苦しいけどめっちゃ礼儀正しいね。クロンとかと相性良さそう。
アウネ 「はじめまして、こんにちは。アウネっていいます。君達のことを国王経由で招集させてもらったの。これからかなり長い間一緒に暮らすし行動するからよろしくね。」
ハンソン 「失礼ー。ジャック連れてきたー。」
ジャック 「連れてこられたぞ!おや、彼らは誰だい!お客さんか?」
アウネ 「私が頼んだ呪いと大規模魔法のスペシャリスト(らしい)。これからこの2人も私らと一緒に活動するから挨拶して。」
ハンソン 「芸術家のハンソンだ。よろしく。」
ジャック 「道化ののジャックだ!よろしくな!」
アウネ 「さて、早速本題に入ろうか。あ、ハンソンとジャックもここにいて。これからかなり大事な話をするからね。で、大事な話っていうのはこれからの行動方針についてのこと。これから私達はチームとして動いていくんだけど、各自持ってる強みを最大限に活かしたチーム編成にしたいの。」
ハンソン 「要は全員で動くんじゃなくて、各部隊で動くってことだろ。」
アウネ 「そう。いくつかの部隊に分かれるんだけど、まず調査部隊。これが一番重要なポジションで、現地で竜の雨の解析やどんな魔法が使われたのかということを隅々まで調べる。だから根気がいるし、かなり時間がかかる。そして次は運搬部隊。文字通りあらゆるものを運搬する。人であれ、何かの道具であれ、とりあえず重要そうなものとかを運び出す部隊。そして護衛部隊。各部隊の護衛を頼む。なんで護衛が必要なのかは後で教えるね。そして最後に...その他部隊。」
ハンソン 「急にバカみたいな名前が出てきたな。なんだって?その他部隊?」
アウネ 「私の言葉じゃこれ以外で言語化できなかったの...。笑うなら笑って...。いやまぁそんなことより、その他の人達はかなり特殊なポジションで、専売特許な人しかいない部隊。例えば...脚力を底上げさせる料理を作る人だったり、強制的に自分の空間に引き摺り込める人だったり。あとは最終兵器の人。」
ハンソン 「・・・確かにその他ではあるな。例外すぎるだろ。」
アウネ 「そんな人達を一つにまとめたのがその他部隊だからね。」




