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ずっと一緒

ヴォルフとノワールは不老不死のため何十年、何百年と一緒にいる。

ある日、二人は街を歩いていた。

この二人の噂を聞いたのだろうか、不老不死のことを聞いたいと。

一人の獣人が聞いてきた。

猫獣人「あの、お二人は本当に不老不死なんですか?」

ヴォルフ「君は何者?誰にそのこと聞いたのですか」

ノワール「私達が不老不死かどうかなんて、あなたには関係ないことですよね」

猫獣人「私は魔法研究をしている者でね、不老不死について聞きたいことが」

ヴォルフ「私は忙しいので」

ノワール「私もこのあと用事があるので」

二人は面倒なことが起きる前に、去ろうとした。

ただ猫獣人は引き止める、せめて二人の関係を知りたいと。

猫獣人「待ってください、一つだけ聞きたいことが、お二人はどういう関係なのですか?」

ヴォルフ「私達はパートナーですよ」

ノワール「もうこれでいいですよね、帰ろうヴォルフ」

ノワールはヴォルフの手を繋ぎ、早くこの場から逃げようとした。

猫獣人は一つ聞きたいと。

猫獣人「パートナーということは番なんですか?不老不死になる魔法はたしか相手と自分にかける魔法」

猫獣人「という事はお二人はずっと一緒なのですか?」

ヴォルフ「どんな時でも一緒ですよ」

ノワール「何年も何十年でも一緒にいますよ」

猫獣人「不老不死となると、永遠に二人は一緒にいるということになると思いますが、嫌になることはないですか?」

ヴォルフ「嫌になりませんよ」

ノワール「同じく、嫌になる事はありません」

猫獣人「とある資料に、不老不死となった二人は何十年、何百年も過ごし愛したが、同じ事を繰り返すばかりで二人とも心を病み今も二人は抜け殻のように過ごしていると。そういう記事がありましてね」

猫獣人「お二人はそういう事がないのですか?同じ事を繰り返す日々を、嫌気を刺さないのですか?

ヴォルフ「その者は知りませんが、私達は過ごす日々は嫌になるどころか、一緒に過ごせて幸せな日々ですよ」

ノワール「逆に一緒にいられない方が心を病んでしまいそうです、私達は共に過ごすと誓ったのですから」

猫獣人「そうですか、まだまだ聞きたいことがあるのですが」

ノワール「もういいですよね、私達が話せる情報はここまでです」

ヴォルフ「これ以上は話せません、力になれずすみません」

二人は逃げるように去っていた。


屋敷


二人は夕飯を一緒に食べた、今日の事を話しながら。

ヴォルフ「今日は変な人に絡まれたな…」

ノワール「魔法研究なんて言っていたが、どうせ偽物だろう」

ヴォルフ「不老不死なんて、どこからそんな情報漏れたんだろう」

ノワール「さぁ…まぁあの国で暮らしている者なら情報が入りそうではあるが」

ヴォルフ「僕達と同じ不老不死で、何百年も一緒に過ごし、同じ事に嫌気を刺して心を病んだ者…本当にいるのかな…」

ノワール「他人なんて気にするな、ヴォルは俺と一緒にいて嫌になるか?」

ヴォルフ「ノワと一緒にいて嫌になる事はないよ、逆にノワがいない日なんてずっと落ち着かないよ」

ノワール「俺も一緒だな、ヴォルがいない世界なんて考えたくない」

ヴォルフ「僕もノワがいなかったら生きていけない、僕があの魔法を使った事恨んでない…?」

ノワール「恨むなんてないよ、むしろ永遠の命をもらえて、ヴォルと永遠に過ごせて幸せだよ」

ヴォルフ「僕もノワとこの先ずっと、永遠に一緒に過ごせるって思うと幸せになる」

ノワール「この先何があろうとも絶対守るから」

ヴォルフ「僕も守られるばかりではなく、ノワを守ってあげるから」

二人は食事を終え、部屋に戻った。


部屋


二人はベットに座りキスをし、いつものルーティンを過ごした。

ヴォルフ「ノワ、ちゅ♡」

ノワール「ヴォル、ちゅ♡」

ヴォルフ「ずっとずっと一緒だからね」

ノワール「あぁ、ずっと永遠に、一緒に過ごそう」

二人は永遠に愛し合い、深めあった。

永遠の時を、この先何年も何十年も、何百年も時を共に過ごした。

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