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2人の日常 後半

一部に入浴シーンがあります

大浴場


ヴォルフとノワールは服を脱ぎ、湯船に浸かる前に汗と泥まみれの体をお互い洗い合った

ヴォルフ「ノワの尻尾、普段は大きいのに洗ったら細くなった」少し笑いながら

黒い尻尾を洗い、細くなった尻尾を見てヴォルフはクスッと笑っている

普段はもふもふなのに洗うとほっそりした尻尾は、いつ見ても面白おかしく見えてしまう

ノワール「ヴォルだって洗ったら細くなるだろ、あっ…おい…俺の尻尾で遊ぶな…」

白い手は黒い尻尾を振ったりと、少しいじって遊んでいる

ノワールは呆れながらも笑っており、洗ってもらうのを喜んでいる

ヴォルフ「ごめん、ついかわいい尻尾だったから…っ…と…泡よく落とさないと」

ノワール「あとでヴォルの尻尾洗った時に、同じことしてやるからなっ」

尻尾を洗い終わり、今度は白い尻尾を黒い手が洗っている

ノワール「ヴォルの尻尾細すぎ…あんなにもふもふだったのに…」

濡れて細くなった尻尾を見つめながら洗うが

さっきの仕返しと言わんばかりに、泡を立て尻尾の毛で遊んでいる

その顔はとても笑顔で戯れあっている

ヴォルフ「もうっ…僕の毛で遊ばないでっ…」

白い付け根をふりふりと動かし、少し戸惑いながらと笑っている

ノワール「さっき俺の尻尾で遊んだんだから、そのお返しだよ」

そう話しながら、2人は戯れあった


体を洗い終えた後は広い湯船に浸かった

ヴォルフ「ノワ、お湯気持ちいいね〜たまには大浴場を使うのもいいかも」

ノワール「そうだな、ヴォル…全身の疲れがよく取れる」

2人は肩までよく浸かり、疲れを癒している

白い体は黒い体の近くにより、夕食の相談をした

ヴォルフ「うん、そういえば今日の夕食はどうする?」

ノワール「夕食か…うーん?あ、今日はパスタにするのはどうだ!」

ヴォルフ「パスタいいね!今日は僕が作るから、ノワは休んでいいよ」

ノワール「わかった、でもやってもらうだけじゃ悪いから、その間は部屋を綺麗にしておくよ」

ヴォルフ「うん、じゃあ出来たら呼ぶね」

ノワール「あぁ、……お湯気持ちいいな…」白い肩に頭を乗せる

2人は色々なことを話し、お風呂の時間を楽しんだ


のぼせる前に風呂から上がり、全身の毛や髪の毛をドライヤーで乾かした後

服を着がえてから、ヴォルフはキッチンへと、ノワールは自室へ向かった

『僕はこのままキッチンに行くね、出来たら鈴を鳴らすから』

『うん、それまでは部屋のベットを綺麗にしておくよ』

そう言いながら、手を振っている


キッチン


ヴォルフは食料棚からパスタとニンニクやイノシシのベーコンなどを取りだした

『今日はニンニクパスタにしよかな…あ、でもニンニクだし一応ノワに聞いたほうがいいかな…?』

一旦食材を机に置き、ノワールのいる部屋へと向かった


ニンニクは匂いが強いので、鼻がよく聞くオオカミ科獣人は好みが分かれる

好きな獣人もいれば、あまり好きではない獣人もいる

ヴォルフはあまり気にしないタイプだが、ノワールは自分の匂いが薄れるので少し気にするタイプだ


ヴォルフは部屋に向かい、ドアを開けた、ガチャ


部屋


ノワールはベットのシーツを綺麗にしている途中で、まだこちらに気づいていない様子

ノワール「明日は依頼はないが、書類の整理をしないとな…」

ヴォルフは作業しているノワールに近づき、声をかけた

ヴォルフ「ノワ、今日の夕飯ニンニクパスタにする予定だけど、ニンニク大丈夫かな?」

ノワールはヴォルフが入ってきたことに気づき、こちらに顔を向けた

ノワール「あ、ヴォルいたんだ。ニンニク大丈夫だよ、食後に匂い消し草食べればいいし」

ヴォルフ「わかった、じゃあ匂い消し草も用意するね」

ノワール「うん、掃除も終わったし、俺も手伝うよ」

最後の仕上げでベットに枕を置き、ヴォルフと一緒にキッチンへと向かった


キッチン


ヴォルフは机に置いていた食材を手に取り、包丁で切り刻んでいるが、匂いがきついのか少し鼻を動かしている

ヴォルフ「ニンニクの匂いって慣れないな…味は美味しいのに…」

その頃ノワールは鍋に水をいれ火にかけた

ノワール「匂いすごいな…パスタはこれくらいでいいか?」

パスタを手に持ち、量を聞いている

ヴォルフ「うん、大丈夫だよ、ベーコンの大きさはこれくらいでいいかな」

ノワール「わかった、ヴォル、今日の夜は吸血だけにする?」

ヴォルフ「夜は…吸血以外もしたいな…」顔を少し赤くしながら

黒い顔も少し赤くし、尻尾をゆらゆらしながら微笑んだ

ノワール「そうか…じゃあ食べた後はシャワー浴びないとな…」

ヴォルフ「うん…あとで一緒にシャワー浴びよう…」

ノワール「そうだな…あ、お湯沸騰したからパスタ入れるよ」

沸騰した鍋にパスタを入れ、茹で上がるまでの間はフライパンを取り出し、コンロに置き火をつけた

オリーブオイルを入れ、ニンニクや唐辛子、ベーコンを入れた

その間、ヴォルフは使った食器を洗い、テーブルを綺麗にした

数分後にパスタは茹で上がり、フライパンに茹で汁と一緒に入れ、混ぜている

ヴォルフ「いい匂いがする〜!あ、飲み物と匂い消し草も用意しておくね」

ノワール「うん、よしっ…!これでいいかな、ヴォル出来たよ!」

出来上がったパスタを皿に乗せ、テーブルへと運び、2人はフォークを手に持ち、パスタを食べた

ヴォルフ「いただきます〜!もぐっ…ノワ、美味しいね!」

ノワール「いただきます〜!…んっ!美味しいな!」

ヴォルフ「美味しいよね!…こうやってノワと食事するの凄く大好きで、幸せな気持ちになる」尻尾を振りながら

ノワール「俺も同じだ、ヴォルと一緒に食べる時間はすごく幸せだし、これが永遠に続くって思うと嬉しい気持ちになる」尻尾を左右に振っている

ヴォルフ「僕も永遠に、ずっとノワと一緒の時間を共有できて嬉しい、毎日が幸せだよ」

ノワール「うん、俺も毎日、幸せな日々だ」

2人は一緒の時を過ごせる事に、幸せを感じ、大好きな番との食事を楽しんだ


食べ終わった後はニンニクの匂いを消すために、匂い消し草を数枚食べた

ヴォルフ「匂い消し草ってちょっとミントっぽいよね」

ノワール「少しスースーするしな、でもこの草本当に匂いが消えるな」


匂い消し草は名前の通り、匂いを消す効果がある植物の一種だ

ミントのような匂いで、味は少し甘い

匂いのきついものを食べたり、または体臭を抑えたりしたい時などに使わられており

そのままでも食べれることができ、加工をすれば香水にもできる


2人はニンニクの匂いが消えたのを確認し、手を繋ぎながら部屋へ戻って

部屋


部屋にあるシャワー室に入り、一緒に体を洗いナイトウェアに着替えている

ヴォルフ「ノワの匂い、シャンプーの匂いがする…」

ノワール「匂い消し草で俺の匂いまで薄れたからな…ヴォルもシャンプーの匂いがするよ…」

ヴォルフ「シャンプーの匂いもいいけど、僕的にはノワの匂いが好きかな…」

ノワール「…俺も…ヴォルの匂いが好き…そろそろベットに座ろう…」

ヴォルフ「うん…肉球…あったかい…」

白い手は黒い手を合わせるかのように繋ぎ、ベットに座った

その後2人は吸血をして、夜遅くまで愛を深めた


2人は依頼のない日は屋敷で過ごす時間が多い

大好きなパートナーとずっとそばにいて、小さいことでも幸せだと感じている

幸せで、嬉しい気持ちで、永遠に大好きな、愛しい番とずっとそばにいる事が、この世で一番大好きなことだと心から感じている

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