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4日目(1)
柊君達仲良かったな。そんな事を延々と考えながら休みを過ごしていると、いつの間にか私は通学路を歩いていた。
あの後二人はどうなったのだろう。そんな答えの出ない問題が、一日経っても頭にこびりついていた。
「おはよう! 海ちゃん」
「おはよう。島田さん」
「おはよう。二人とも」
そんな私の悩みは、後ろから掛けられた柊君達の声でスッと消えてしまい、とっさに笑顔で返してしまう。
だが、振り返るとそこには一昨日までとは違い、明らかにもっと仲良くなっている柊君と雫の姿が映る。もっと言うなら、見るからに二人の距離が物理的に近くなっている。
私がその現状に内心ハラハラとして立ち尽くしていると、二人は気が付く様子もなく、私の横をテクテクと日常会話を繰り広げながら通りぬけていく。
二人の様子に私が少し落ち込んでいると、私の気持ちなんて全く考えもしていない様な声で名前が呼ばれる。
「島田さん、そろそろ行かないと」
「海ちゃん早く~」
息の合った二人の口から告げられた当たり前な言葉に、少しの焦りとそれと同時にこそばゆくなった心に、私は笑みを向けて二人の方へと走り出した。




