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サウンドアビリティ  作者: 三条 狐
3/4

非日常

花粉症がつらいですね……。

「ニュースです。現在各地に未確認生物が発生しています。いまだに何処から来たかは確認できていません。速やかに避難してください。繰り返しまブツッ……ピーーーーーー」


鮮やかな色の画面にうつりかわった。





「うっ……頭いたい」


 目を覚ました天音が最初に感じたのは激しい頭痛だった。頭に手を置こうとすると赤に染められた自分の手が視界にうつる。

 地面にも目をやると所々赤く染まっていた。鉄臭さが際立つ。


「…………これヤバイ、ホラーだよこれ」


 天音の内心はパニックを通り越して無だった。

 頭痛もいつのまにかに収まりとにかく情報まとめようと頭を動かし始めた。


「確か楽器引こうとしたら耳に違和感感じて。そのあとノイズみたいなものが頭の中で大音量でなって。血をながして倒れたって感じだよね。まとめると僕……病気だね。病院いこうか」


 そう思い急いで外に出ようとする。が、今何時なのかが気になった。両親が心配しているかもしれない。病院やっていないかもしれない。


 そう思った天音は携帯をバックから取りだし時間を見た。


「12時……嘘。日付変わってる」


 両親に電話しなければと思い電話しようとするが圏外になっていることに気がつく。

 もう一つ気がついたのが電話、ライン、メールのアイコンの右上に浮かぶ異常なほどの通知だ。


電話

刹那、母、父、陵、刹那、恵介、母、父、刹那、刹那…………


メール

学校

件名:今すぐ体育館へ避難


緊急避難警報

件名:速やかに避難してください


ライン

刹那:天音無事なの!?お願い連絡して!!


母:急いで身の安全が確保できるところへ行きなさい。私たちを探そうなんてバカなことは考えないでちょうだい。


父:お母さんのライン見たかい?私たちは大丈夫だから自分の身を一番に考えなさい。わかったね。


陵:天音無事か、今大変ことになってやがる。この学校でギリギリ安全を確保できてるのは体育館しかねぇ。


恵介:無事だったら体育館に来て。奴らは音と臭いに敏感だから。皆心配してるよ。


刹那:


陵:


恵介:


……


「なんだこれ」


 自分が気を失っているうちに何があったか0時をもって来なくなったメールやライン。更新しなくなっやTwitterやFacebook。それらで情報を集め始めた。


 TwitterやFacebookを見るかぎり地球全体に未確認生物が天音が意識を飛ばしたあとに沸き上がったらしい。何処から沸いたのか不明。


 今確認されている未確認生物と特徴として頭に角を生やし1メートルを越える犬型の化け物は。それらを率いる3メートルぐらいの2本角を生やしたリーダーらしき犬型の化け物。ゼリー状の体に牙を並べた化け物。花を顔にし根で地をはう化け物。


 画像を見るかぎり今把握できるのはこれらの化け物だけだ。


 次にどうやって撃退しているのか。情報をまとめると。ほとんどの人間が何かしらの力を使えるようになっているみたいだ。

 

 文章を読んだ天音は少し疑ったが異能を使う動画がいくつも上げられていて直ぐに信じた。

 

 耳鳴りをきっかけに火や水、風、自然。様々なものを操れるようになった様子。それらを駆使し抵抗しているらしい。


「いや、随分非現実的な世界になったね」


 両親や刹那、陵、恵介、学校の皆が今必死になって対抗している姿がを思い浮かべるといてもたってもいられなくなった。


「はやく皆の無事を確認したい。メッセージが届かなくなって何時間もたってるから今無事でいるのか心配だ。早く皆と合流しなきゃ。それには能力が必要だよね。僕も何かしら能力貰ったのかな」


 天音も耳鳴りを経験している。気を失うほどの。能力を使えるようにならなければここから出ても餌にされるだけだ。そう考えた天音は、まず、自分の能力はなんなのかを調べ始めた。


扉の向こうで何かが動いた。それに天音は気づかない。

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