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40/43

40  ボス戦なのかこれは……?

「はあ~………この部屋でやっと終わりですね」



「シュナちゃんが魔物を食べてみようって言ってお腹を壊さなければすぐだったけどね!」



「い、いいじゃないですか! 二人とも毒耐性、取得できたんだし!!」



「……毒耐性…便利」



そう。ビーハニーを作った魔物なら美味しいんじゃ……と思って食べたら毒持ちでした、っていうね……。



毒魔法とか持ってたけど、そこらへんはビーハニーの美味しさに負けました! はい!!

これで毒を盛られても生きていけると思えば大丈夫だよ。……やったね。



「じゃあ、開きまーす」



「いえーーい!!ぱちぱち~」



「ぱち…ぱち……」



いや、拍手しろよ。口かよ!!

……って出かかった言葉をグッと呑み込んで、バカでかい扉を開ける。



扉に触れるとギギィィと音をたて勝手に開き、そのことに驚きながら入っていくと扉が閉まった。



「アレッ!? 閉じ込められましたけど!!!?」



「あー……最下層のボス部屋は戦って、負けるか勝つまで別の人、パーティーが入ってこれないようになってるんだ!」



なんだそれと思いながら部屋を見渡すと、真ん中に蜘蛛の形をした巨大な像があった。



もしかしてアレが動くとかじゃないですよね? と聞こうとした瞬間、砕け始めた像。



え、目の前でめっちゃ壊れてるんだけど……魔物じゃなかった的なあれですか?



少し安心したけど、砕けた像から私達より遥かにでかい蜘蛛の魔物が出てきた。



……あ、とりあえず分析の魔眼いきます。



______________________________________________



     毒蜘蛛(ベノムスパイダー)・改


レベル    89


HP     18990 / 18990


MP     7000 / 7000


ATK     900


DEF     600


SPD     6900


INT      330


LUK      180


スキル     毒魔法Lv.9 闇魔法Lv.8 暗視Lv.9 SPDupLv.MAX HPupLv.9 無属性(ユニーク)魔法:糸操作Lv.6





お、無属性(ユニーク)魔法!!! これは吸収するしかないだろ。そうだろ。



「私、行きますね!!」



「うん!じゃあ、わたしたちも……ッッん!?」



魔物のところまで全力疾走しよう!とおもいっっきり地面を蹴ると視界が真っ暗になり、

ビシャッと温かい何かが服にかかる。



……え。



振り返ると、体の真ん中に穴を開けて動かなくなった蜘蛛と、息をしてるかわからないニーサーさん。そして、目を輝かせるネッシさんが見えた。

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