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七八 前兆 3/4

 同じ人の話で、彼の家に奉公していた山口出身の長蔵という人がいて、今(明治)も70歳と少しの老翁で生存しています。


 長蔵さんが夜に遊びに出て遅く帰ってきた時に、主人の家の門は大槌おおつち(遠野の北東か東の方角にあります)への往環おうかん(街道の事)に面していますが、この門の前で浜(海や湖の周囲の平野)から来る人に会いました。

 その人は雪ガッパを着ていました。

 長蔵さんが怪しんで見ていると、往還を隔てて向こう側の畑地の方へスッと反れて行きました。

 長蔵さんは、そこには垣根があるはずだと思って、よく見ると垣根はちゃんとありました。

 長蔵さんは急に恐ろしくなって家の中に飛び込み、主人にこの事を話しましたが、後になってから聞くと、その時と同じ時刻に新張にいばり村(松崎の地名)のある人が、浜からの帰り道に馬から落ちて死亡したとの事です。

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