Was seid ihr fÜr Wesen?
レイ君貴方の中にあるそれは大切にしなさい
それは貴方を守っているものだから
貴方はそれをあの女から守り抜かないと行けない
奪われたら貴方は一生後悔するわ
絶対に守り抜きなさい
ps,R
エラク中央区 エラク市役所にて
「何者なんだ?彼らは」
そう言う男の手にはステータスの検査結果があった
そこには今までの彼の経験上見たことが無い結果だった
男はこの情報を市長の元へと向かった
1時間前
レイとユーノはフェルベに言われた通りに市役所へ向かっていた
「わぁ~いい街並みですね。」
「ユーノ、はしゃぐのは良いが転ぶなよ」
「レイ様こそ転ばないようにしてくださいね?」
「馬鹿言え、こちとらもう19歳になってんだ。
そう簡単に転ぶわけないだろ。」
「お前のご主人様とは違って正しい時間の世界に
行けばちゃんと年とるんだよ」
「でも流石に早すぎませんか?」
「仕方がないだろうただでさえ時間が2倍の速さで進む世界に
こっちの時間で4年もいて第12次元に1年、
92次元の離反したクソ教会が作った、
やべぇアーティファクトの回収に4年近く
かかってるんだからな」
「92次元での惨状は聞いています。
詳しくは知りませんが聖女を回収したってことは聞きました。」
「ユーノそれは間違えだ、あれは聖女の・・・
「聖女のなんだ?」
二人は素早く声をかけてきた相手から離れた
「レイ様気づきましたか?」
「いいや、全く弱体化してる影響もあるんだろうが、
探知に全く引っかからなかった。」
金色の髪をなびかせ黒い服をまとった
花飾りを付けた少女は剣を抜き問う
「白い髪のお前、今聖女を何と言おうした?」
「遺体だ。」
「聖女の遺体か?何処にある?」
「ここには存在しない。」
張りつめた空気が流れる
「噓つきめ、お前の中にあるじゃないか。」
瞬間突きが飛び後ろの像が木端微塵になった
「!?」
よけれた
レイは冷や汗を垂らしていた
「いきなり攻撃してくるなんてどういう了見だ」
「何故か、か理由はお前と言う美を理解することも出来ない
存在には惜しいと思ったからだが?」
「ざっけんな!そんなふざけた理由で襲い掛かる
なんて頭どうかしてるんじゃないか?」
「ん?小さい方は何処に・・」
その時
ユーノの魔術が直撃した
「これは知らない魔法だな。興味深い。」
彼女はそう淡々という
「効いてない!?」
「その頭の飾り見事な品だ、私が管理しよう」
彼女はユーノの頭の羽飾りを取ろうとした時だった
「私の火をみよ!」
第三者からの攻撃が飛んでくる
彼女はそれを華麗にかわす
「遺体は頂く。」
刃が真っ直ぐ飛ぶ
「させるかよ!!」
レイは右腕の腕輪をガンドレットへと変化させ魔力を込める
右腕の甲に搭載されているパワー・ハブの様な部分が
色鮮やかな色に光る
拳と剣がぶつかる
その時剣から色が抜けていく
「ツッ」
彼女は瞬時に剣を離して引く
光が収まると
そこには色が抜けた剣が落ちていた
「不思議な道具を持っているのね。」
「そりゃあどうも。(こいつ調子に乗りやがって~)」
「でも、それだけ。」
彼女はもう一本の剣を引き抜いた瞬間
「動くな!!」
「エレナ・ルーカスか。」
「よく覚えているじゃないか。シェーンハイト。」
「当然だ。お前とフェルベは素晴らしい物を作っていたからな。」
「王国騎士団を追い出された頃から何も変わってないね君は。」
「当然だ美は全てあるべき場所へと行くべきだ。」
「君とはいつになっても意見が合わないみたいだね!!」
エレナとシェーンハイトが互いを攻撃しようとした時、
「おふた方おやめください。」
そこに待ったが入った
「セリスそこをどけ。」
「だめです。これ以上私の仕事を増やさないで下さい。
ただでさえ、制圧した兵士達を統率しているのですから。」
「へ~じゃあ、あんたらが、<王国騎士団を乗っ取った>
て話しは本当になんだね。セリスちゃん。」
「お久しぶりです。エレナさんその通りです。
所でヴェヌタスさんが何処に居るかご存知でしょうか?」
「仲間にするのは残念ながら無理だよ。
何せ一応、私と同じく美術館で公務員やっているからねぇ」
「それは残念です。帰りますよ。」
「おい掴むな引っ張るな離せセリス。」
「離したらまた何処かに行っちゃうでしょう。
行きますよ。」
「どうして戦われたのですか?」
「あの白色髪をした男がいただろう?」
「ああ、あの人ですか?それがどうしたのですが?」
「たぶん彼の体の中には、
聖女の遺体か何か聖女に関するものが入っている。」
「それは本当ですか?教会にばれたら大問題ですよ。」
「いや奴らでは気づけないはずだ。
よく考えたら奪わなくて良かったかもしれない。」
「どういう意味ですか?」
「なんか嫌な雰囲気がしてきたから」
「何ですかそれは」
セリスはため息をつき再びシェーンハイトを引きずり始めた
「大丈夫かい?レイ君?と君は・・」
「ユーノです。よろしくお願いします。」
「よろしくねユーノ君。そんなかしこまらなくて大丈夫だよ。」
「はい!よろしくです。」
「所でレイ君どうしたんだい?」
「市役所に身分証を貰いに行こうとした時に、
簡単に言うと攻撃された」
「そうだったんだね。じゃあ一緒に行こうじゃないか。」
「いいのか?」
「ああ、もちろん。
彼女がもう一度来た時彼女の事を
知っている僕がいた方が良いだろう」
エレナは大きく胸を張る
「そうですね。お願いしますね。」
エラク市役所
「レイ様とユーノ様ですね。
出身地とステータス情報を入れれば身分証は完成ですよ。」
二人は紙とペンを職員に渡されたが固まってしまった
「どうしたんだい?早く書きなよ」
「エレナさん俺たちこっちの文字実は書けないんだ」
ユーノもうんうんと頷く
「それなら僕が書くよ。出身地教えてよ。」
「僕はアビスだな本当は何処か分からないけどね」
「ユーノはアビス特殊エリアワンダーランドだよ!」
「?????????」
「どこなんだい?」
「生と死が最も近く、過去と未来別世界、
異聞帯が集まる場所だ」
「この世で一番夢と希望が集まる場所です!」
「ま、まぁいいか」
エレナは戸惑いながら書いた
提出すると職員さんも戸惑っていた
「えっと、つぎはこちらの部屋でステータスを確認しますね。」
案内された部屋でパネルを触る様に言われたので
はじめにレイが触れた所
文字化けだらけの画面が表示される
レイとユーノはまあこうなるだろうなという反応だったが
エレナと職員は困惑していた
「どういうこと?
なにこれこんなステータス画面見たこともない」
エレナはそう言う
「まあ仕方がないな。」
「そうですね。レイ様。」
「いやいや!?仕方がないって!?どういうこと!?」
「なぜって俺たちはアビスの住人だからかな。」
「ええ・・・」
その後エレナは用事があると言って立ち去ってしまい
職員は困惑した顔で身分証を渡してくれた
フェルベ宅
エレナは押し入るようにフェルベの家へと入っていった
「フェルベ!!いるか!!!」
「げ、エレナ!?なにしに来た!?」
「彼らは一体何者なんだ!?」
「人間じゃないのか?」
「じゃあこのステータス表はなんだ!」
フェルベは叩きつけられたステータスを見る
「なんだこれなんで全部文字化けしてるんだ?」
「それは僕が聞きたいよ。フェルベもう一度聞こう」
「彼らは何者なんだい?」
その問いに答えることは出来なかった。
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