濁す1
ふふ、元気そうねマザー。
そうだねファザー。
「「我々が子にアビスの加護があらんことを」」
ps.*****01 ファザー&マザー
______王城裏庭にて
「フェルベのことだと?」
「そう<フェルベ・ルージュ>について。」
レイの言葉にシェーンハイトはそう返した
「なんだ....」
「あなたは彼女のことをどこまで知っている?」
「両親が殺されたが遺体がなくて、エレナの家の養子になったことまでなら。」
「じゃあ、<ヒディス>についてあなたは知っている?」
「知らないな、一体何なんだそれは?」
「そう、じゃあ教えてあげる。レイ・*****。」
「お前、なぜそれを知っている?」
するとシェーンハイトは首元から一つのネックレスを見せる
それを見たレイはシェーンハイトの気配が分からなかったことなど色々と納得したような顔をした
「お前、揺り籠に居た子供か。」
「そう、お父さんお母さんは元気?」
「ファザーとマザーのことか。あいつらは元気だよ。」
「ちなみにセリスもそう。」
「マジかよ.....というかお前は俺を閣下とは呼ばないんだな。」
「?だってお父さんお母さんはそう呼んでなかったから。」
「そうかい、それで話しの続きを教えてくれ。」
「まず初めに、この世界に醜作は元々存在しなかった。」
「始まりは一人の男が現れたことだった。
その男は自らをサーカスの一人マージネと名乗っかたそうだ。
そして男はこの世界を滅ぼそうとした。だが男の目的は白き騎士によって一回は阻止された
だが二回目は違った男は滅びと醜作を連れ現れた
そして色彩の女神の祝福によって少女達にMastersとアルスが与えられた」
「この世界の伝説だな。それが一体何の関係があるんだ?」
「本題はここから、お母さんによるとそれは未完成だったらしい。」
「なんだと?いや、それなら世界崩壊がいるこの世界の文明がここまで発展しているのにも納得だ。」
「続けるよ。それを完成させるには強い力がいることが分かった。」
「そしてあの男はこの世界に恨みを持った人々を集め、
<ヒディス>を作りそれの完成に向けて頑張っていたそしてとうとうそれが完成したみたいだよ。」
「世界崩壊としてか.....」
「そうそして、器候補になったのが3人、
<ファニィ・エーテル>に<アイリス・ブライト>そして<フェルベ・ルージュ>
が器として選ばれた彼女たちの人生は滅茶苦茶になった。」
「つまり、あの事件は仕組まれたものってわけだ。」
「そういうこと。
だけどここからが大事、彼らが<フェルベ・ルージュ>を狙うなら今日だってこと。」
「月からはっされる魔力光か。」
「そう、そして今の彼女は壊すのに一番向いている。」
「どういうことだ?」
「彼女の両親の捜索はまだされている。」
「マロン・オプトあいつが噓をついていたってことか.....」
「いや違う。警察内部で偽情報が流れたのが原因」
「彼女は騙されたってこと。」
「ならなぜそれをフェルベに教えない!!」
レイはシェーンハイトの胸ぐらを掴む
「そのことに私たちが気づいている事を隠すため。」
「奴らは最悪な場合強硬手段に出るかもしれない。それは避けたい。」
「話しは分かった。とにかくフェルベを守れってことだな?」
「そう。」
「分かった。任せろ。」
「うん、お願い。」
レイはシェーンハイトに背を向け歓声が巻き起こる会場へと戻っていった




