開演
ササゲヨ タマシイヲ
ササゲヨ イノチヲ
ササゲヨ カノジョヲ
コノセカイヲ
オワリデソメアゲヨウ
ワレラノノゾミノタメニ
ps.*****
____1ヶ月後、夜の王城前にて
「でっかいな~。」
「でっかいですね~。」
身なりを整えたレイとユーノは王城を珍しい物を見る様に見ていた
「おい余りきょろきょろ見るな。恥ずかしいだろ。」
「それなら君を見ようかな。」
レイは鮮やかな青いドレスを身につけたフェルベを抱き寄せた
フェルベは顔を真っ赤にした
「お二人さんお熱いね~」
赤い綺麗なドレスを身につけたエレナがニヤニヤしながら近づいてきた
「そんなことない......」
「おや?満更でもないのかな?」
「そうですね。満更でもないのかもですね。」
「お~い!!皆さん!こんばんわ!」
「アルトさん。大きな声を出してはダメですよ。」
「いいじゃないですかシェーン。まだ外なんですから。」
「アルト僕たちはここに招かれているんだ。最低限の礼儀くらいはしようか。」
「分かりましたよ館長。」
「皆さん集まりましたね。」
「それじゃあ行きましょうか、館長。」
ルミナはそう言い館長に手を差し出す
「ああ、いこうか。」
そんな様子を見てレイは言う
「.....なぁフェルベ、あの二人付き合ってるのか。」
「知らん!それよりそろそろ離せ!」
「はいはい。」
「全く、とっとと行くぞ。」
フェルベは身なりを直して王城に入っていった
レイとユーノはそれに続く様に入っていった
_____王城パーティー会場
会場にメイドたちによって案内され入ると
そこはシャンデリアによって綺麗に彩られていた
「さすが王城ってかんじだな。」
「フェルベさんパーティーってそういえば具体的になにをするんですか?」
「パーティーっていうのは名目で作品の鑑賞会がメインだ。
きっとお気に入りの作品を見せたいんだろうな。」
「なぁフェルベ周りの視線がなんか冷たいんだが.......」
「仕方がないさ、大貴族であるエレナ以外はルーカス家の養子である私もお前らも場違いだからな.....」
「そうなんですか?知りませんでした。エレナとフェルベは義兄弟なんですね。」
「........まあな」
レイはフェルベの表情が僅かに暗くなった様に感じた
その時会場に黄色い歓声が起こる
「「「キャー!!」」」
「凄い歓声だな。」
「当然だ王子の時代でもかなり人気だったからな。王になれば当然より人気になるさ。」
王が手を上げると会場が静かになった
「皆さん集まってもらって済まない!私はこの国の新たな王となったラルテだ。
私は愚かな父に変わり、この国を変えて見せるとここで宣言しよう!」
「そして皆に見てもらいたいものがある!」
すると後ろの扉が開かれ
布がかかったカートが入ってくる
そして布がめくられ一枚の絵が現れる
絵を見た者達からは歓声が起こる
「そうだろう!素晴らしいだろう!本日はこの作品の製作者お呼びした!
紹介しよう!ファニィ・エーテルだ!」
そうラルテ王が言うとファニィが灯りが照らされた
「良かったなファニィ。」
「そうだね。彼女の努力が報われて良かったよ。」
「わぁ!!凄いですね閣下!!閣下?」
______裏庭にて
「なにするんだ!シェーンハイト!」
地面に投げられ着地したレイは言った
「あなたに話があるの。」
「話?」
「そう話。」
「<フェルベ・ルージュ>のね。」




