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ワールドエンド・アクター Colors  作者: 缶サバ
紅き閃光・暗き蒼
30/36

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コロス

ps.*********

東部ムジカ西ヴィーダ街道にて

「あ~くっそ、全然手がかりがみつからねぇ」

レイはそんなことを呟く

『まぁまぁ落ちて下さいマスター』

そうレイの横で浮いているアルカナムから声が頭に響く

「でもなぁマーリンそうは言っても既に探して一週間経ってんだぞ。」

『なら私をCALLしては?』

「だめに決まっているだろ......お前一応特定禁止アーティファクトに入るかもしれない自覚を持て」

『なら、初めから作らなければ良かったのでは?』

レイは図星をつかれ苦い顔をする

「あの時はノリで作ったんだ仕方がないだろう。何よりも00がいないと暴れるかもしれないからな。」

『それは手厳しい。それよりも早くそのアイリスって方のお家へ行きましょう。』

「前行ったけど何もなかったぞ?」

『マスターあなた今魔法使えないでしょう?』

「分かった。向かうか......」


そうレイ達が歩いているところ肩を捕まれそうになり

瞬時に回避し肩を掴もうとしたキャメル色のチェスターコートを着た男に左側のアームガンを向ける

「何者だ......」

レイは低い声で言う

「ま、まて私はこういう者だ。」

レイは右手で出された名刺をとり問う

「警察のマロン・オプトさんが一体何のようだ。」

「とりあえず、あそこのカフェで話さないか?」

そう言って彼は左側にあるカフェを指差す

『マスターとりあえず話しを聞いてみましょう。』

そう懐に隠れたマーリンは言う

「分かった。但し何かしたなら、分かるな?」

そうアームガンを向ける

「分かった。」


こうして二人は互いにコーヒーを頼み席に着く

しばらくの静寂が訪れオプトが口を開いた

「なぁ、フェルベちゃんは元気か?.....」

「なぜそんな事を聞く。」

レイはコーヒーをすする

「知らないのか?そうか悪かった.......」

「この手紙か。」

そう席を立とうとする彼に手紙を取り出し言う

「なぜそれを君が?」

「複製品だ本物はフェルベが持っている。」

「なぁ、あんたこの手紙に書いてある捜査終了について知ってるな?」

レイはそう静かに圧を出し周囲が歪んだ

「ああ、知っている。」

「なら、話してもらおう。あなたが知る全てを。」

瞳に宿る星が輝いた

「君はどこまで知っている?」

「いや、何も知らない。ただ彼女が好きなもの等々は知っている位だ。」

「なら初めから話さないとな。彩年1963年ざっと今から14年程前の4月1日に彼女の両親が行方不明になったことだ。」

「私は当時通報を受け、彼女の自宅へと向かった。リビングは血塗れだった。唯一扉が閉まっていた工房に私は蹴破り入った。そこにはフェルベに覆いかぶさる様にして結界を張った彼女のMastersであるハイレンがいた。」

「彼女は私に聞いた。「もうシルクハットを被った男はいないか。」とな。いないと答えると彼女は安心したようにフェルベを抱きしめていたよ。」

「対してフェルベは「お父さん、お母さんは?」と聞いていたよ。

その後、我々は彼女らの保護をし、ルーカス家が彼女らを預かったんだ。

そして捜査した結果、リビングの血はフェルベの両親の血液だと分かったよ。」

彼はコーヒーを飲み続ける

「だがしかし疑問点があった。

「「彼女の両親の遺体」」が見つからなかったんだ。」

「遺体が.......」

レイは目を細める

「ああ、当時の医師の判断ではここまでの出血で生きているわけがないと言ってな。

けれども我々は生きていると仮定して捜査をしていた。

だが、とうとう期日が来てしまってな。

捜査が打ち切られたって訳だ。」

「..........そうか、ありがとう。ここは僕が出すよ。」

レイはお代をテーブルに置き立ち上がる

「いい話をありがとう。」

そうレイは再び道を歩いていく

その瞳には光が宿っていた。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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