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ワールドエンド・アクター Colors  作者: 缶サバ
紅き閃光・暗き蒼
28/34

螺旋1

ああ、レイ

私を忘れないで

そして進みなさい

あなたの望む未来の為に


ps.R


レイは部屋の隅で座り込んで思いはせていた


桜の木の前で笑う彼女


浜辺で麦わら帽子と真っ白なワンピースを着てはしゃぐ彼女


泣いている僕を抱きしめて撫でる彼女



そんなことばかり思い出していた

その時、扉が開きユーノが入ってきた

「閣下、ご飯ですよ。」

レイは一言

「分かった。」

とだけ言った

ユーノはレイに聞く

「そういえばもう一つの箱には何が入っていたんですか?」

「未完成のアーティファクトだ。」

「なぜ未完成品を?」

「きっとシャルル当たりが向き合わせる為に送ったんだろうな。」

「そうですか・・・・・・ご飯冷めないうちに来て下さいね。」

「ああ」

扉が占められる

「シャルル、お前は僕に彼女を忘れろって言いたいのか・・・・・・・・」

「そんなこと出来るかよ・・・・・・・・・」

「僕は君の言う通り泣き虫みたいだ。な、「****」」

レイは泣きじゃくった



泣きじゃくっていた



扉が開かれる

「レイ」

フェルベがそこにいた

「フェルベ・・・ごめんかっこ悪い所見せて・・・」

「気にするな、ご飯ここに置いておくから食えよ。」

「ああ・・・・・・・」

食事が置かれる

扉が閉じる

再び静寂がやって来る


無機質なシステム音が響く

クエストが追加されました


Defend


それでは「汝に永遠の幸せがあらんことを」






レイは箱を手に取り言う

「ああ・・・言わなくていい守って見せるさ・・・この世界を。」








次の日

「おはようレイ、大丈夫か?」

「ああ、おはようフェルベ。もう大丈夫だ。」

「そうか、それは良かった。」




2時間後、ラコリーヌ美術館にて

レイはいつも通りユーノとルミナと共に掃除をしていた

その時、入場口から声がした

「すみません!!誰かいらっしゃいませんか~」

「はーい!!少しお待ちください。レイさんすみませんがお願いできますか?」

ルミナはそう言レイに頼む

「分かりました。」

レイは入場口に向かう

「すみません、今日まだ空いてないんですよ。入場可能時間まで待っていただけませんでしょうか。」

「いえ、私は客ではなく警察です。フェルベ・ルージュにこの手紙を渡していただけますか?」

帽子を深く被った男はそう言って手紙を渡す

「はい・・・分かりました・・・」

「では失礼。」

男はそそくさと去っていった

レイはその手紙の中身が気になったので

ガンドレットの力で手紙を複製した

封を開けるとそこにはこう書かれていた

「捜査終了のお知らせ?」

レイは手紙を読み進めた


「フェルベの両親が行方不明?あいつそんなこと一度も・・・」

レイは彼女の秘密を知った





世界は回りだすゆっくり、ゆっくりと世界崩壊(ワールドエンド)へと











ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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