螺旋1
ああ、レイ
私を忘れないで
そして進みなさい
あなたの望む未来の為に
ps.R
レイは部屋の隅で座り込んで思いはせていた
桜の木の前で笑う彼女
浜辺で麦わら帽子と真っ白なワンピースを着てはしゃぐ彼女
泣いている僕を抱きしめて撫でる彼女
そんなことばかり思い出していた
その時、扉が開きユーノが入ってきた
「閣下、ご飯ですよ。」
レイは一言
「分かった。」
とだけ言った
ユーノはレイに聞く
「そういえばもう一つの箱には何が入っていたんですか?」
「未完成のアーティファクトだ。」
「なぜ未完成品を?」
「きっとシャルル当たりが向き合わせる為に送ったんだろうな。」
「そうですか・・・・・・ご飯冷めないうちに来て下さいね。」
「ああ」
扉が占められる
「シャルル、お前は僕に彼女を忘れろって言いたいのか・・・・・・・・」
「そんなこと出来るかよ・・・・・・・・・」
「僕は君の言う通り泣き虫みたいだ。な、「****」」
レイは泣きじゃくった
泣きじゃくっていた
扉が開かれる
「レイ」
フェルベがそこにいた
「フェルベ・・・ごめんかっこ悪い所見せて・・・」
「気にするな、ご飯ここに置いておくから食えよ。」
「ああ・・・・・・・」
食事が置かれる
扉が閉じる
再び静寂がやって来る
無機質なシステム音が響く
クエストが追加されました
Defend
それでは「汝に永遠の幸せがあらんことを」
レイは箱を手に取り言う
「ああ・・・言わなくていい守って見せるさ・・・この世界を。」
次の日
「おはようレイ、大丈夫か?」
「ああ、おはようフェルベ。もう大丈夫だ。」
「そうか、それは良かった。」
2時間後、ラコリーヌ美術館にて
レイはいつも通りユーノとルミナと共に掃除をしていた
その時、入場口から声がした
「すみません!!誰かいらっしゃいませんか~」
「はーい!!少しお待ちください。レイさんすみませんがお願いできますか?」
ルミナはそう言レイに頼む
「分かりました。」
レイは入場口に向かう
「すみません、今日まだ空いてないんですよ。入場可能時間まで待っていただけませんでしょうか。」
「いえ、私は客ではなく警察です。フェルベ・ルージュにこの手紙を渡していただけますか?」
帽子を深く被った男はそう言って手紙を渡す
「はい・・・分かりました・・・」
「では失礼。」
男はそそくさと去っていった
レイはその手紙の中身が気になったので
ガンドレットの力で手紙を複製した
封を開けるとそこにはこう書かれていた
「捜査終了のお知らせ?」
レイは手紙を読み進めた
「フェルベの両親が行方不明?あいつそんなこと一度も・・・」
レイは彼女の秘密を知った
世界は回りだすゆっくり、ゆっくりと世界崩壊へと
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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