止まれない
歯車は回り始めた
もう誰にも止めることはできない
必ず私は結末を変えて見せる
ps.R
あのコンサート後、役所と美術館、騎士団はかなりの批判を浴びた
警備はどうしたや街を壊してどうするつもりだ等々毎日の様に批判が飛んで来たが
一部の貴族はこちらを擁護してくれているので一時休館で済んでいた
ラコリーヌ美術館 会議室にて
「この度は私の力が足りず、この様な結果になってしまって申し訳ございませんでした。」
シェーン・エラクはそう謝罪する
「いや大丈夫だむしろあの被害で済んだのは奇跡だ。」
館長レート・エスタはそう言う
「レイ、ユーノ今回はありがとう。」
「ああ、気にしないでくれ。あんたには恩があるからな。」
「・・・・・・・・」
「あの、ユーノちゃん大丈夫?」
ゼフティはユーノを心配そうに見る
「ああ・・力をかなり使ったぽいからな、感情エネルギーが足りないんだろうな。
これが終わったら報酬の一つで一人だけアビスに一週間帰れるから帰すつもりだ。」
「それがワールドエンドエネルギーて言うのの反動ですか?」
アルトはそう聞く
「いや、あくまでも一部だな。
ワールドエンドエネルギーの悪影響はこの程度では本来済まないんだ。」
「どんだけヤバいんですか。」
その時、扉が開かれ人が倒れる
「ファニィ!?大丈夫かい?」
エレナが駆け寄り心配する
「すごい怪我。」
ヴェヌタスはそう言い治癒魔術をかける
「何があったんだ?」
レートは問う
「館長今は無理、怪我が酷すぎる今は話す事も難しい。」
「すまんどいてくれ」
レイはヴェヌタスにそう言いシステムから残り8本のエリクサーのうち一本を取り出し
ぶっかけた
「お前なにしてるんだ!!」
フェルベはレイの胸ぐらを掴む
「まって!!まって!!フェルベさん!!直ぐに効果出るから!!」
「どういう・・・」
その時、ファニィの体から白い煙がでて次の瞬間には傷が全て治っていた
フェルベはレイの胸ぐらから手を離してしまった。
その場のユーノとレイを除く全員が見た光景に驚いていた。
「「「「え?」」」」
「いやいやいやいやレイ、君は何をしたんだい!?」
エレナにレイは詰められ
「なにその中身?見せて見せて!!」
ヴェヌタスは興奮した様に聞く
他の方々は啞然としていた
「うちの名産品の一つ、ありとあらゆる病を治す薬エリクサーだ。」
「エ、エリクサーって本当?」
ローゼンは戸惑い気味に聞く
「ああ、ガチもんのエリクサーだ。本来の作り方とは全然違うがな。」
「な、なんてことしてるのさ!!すごい遺物じゃないか。」
「残念ながら、作り方が違うから魔法協会はエリクサーとは認めてくれないエリクサーだ。
美術品としての価値はないぞ。」
「そ、そんなぁ・・・・」
ローゼンは座り込んでしまった
「あなた達、アビスはエリクサーを作れるってこと?」
ヴェヌタスはそう聞く
「ああ、作れるぞ。レシピは俺が作ったからな噓じゃないぞ。」
「すごい!!」
「すごくない。こんなもん本来の量産していいものじゃねぇんだ、こいつを量産するってことはそれ程
状況が常に危険だって言っているものだからな。」
「すまない不謹慎だった。」
「気にするな。よかったら権限が戻ったらアビスに客人として招待するぞ。」
「本当!?お願いする!」
「ああ、約束だ。」
「皆さんここは一旦お開きにしましょうか。ファニィさんの容態も見ないいけませんから。」
ルミナはそう言い全員が同意したため一旦解散になった
エラク南フィンゲンディーにて
フェルベとユーノを背負ったレイは一緒に帰っていた
「おお、三人ともお帰り!!」
パン屋のおばさんが声をかける
「ああ、戻ったぞおばさん。」
「聞いたわよ。あんたら市長さん助けてくれたんだってねぇ。ありがとう。」
「いいや、礼はこいつらに言ってくれ。」
「ははは!!謙虚だねぇ。これ持っていきな!!」
そう言ってパンが入ったバスケットを渡してきた
「じゃあ俺も。」
いつのまにか居た果物屋のおじさんも果物をバスケットにのせる
その後、多くの人に色々もらった
「人気者だな。」
レイはそう言う
「いいや、エレナには劣るさ。」
こうしてレイ達は家に帰ったのだった
「いいか、ユーノこのメモとこの装備をファクトリアに届けてくれ。」
レイは自身の2つの腕輪をユーノに渡す
「はい・・・・・・・」
レイは頭を撫でる
「ゆっくり休んでこい。いいな?」
「はい・・・・・・・」
ユーノをアビスに送り返した後に胸が痛みに襲われた
瞳は真っ黒になっていた
「クッソ・・またか、気づかれないようにしないとな・・・」
レイはそのまま自身の机に向かった
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