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サイドストーリー3雨傘

レイについて少し

約五万年前アビス 東部四季の刻にて

ある雨の日、

魔法協会のトップでありアビスの執行官兼監察官

金髪の髪をハイツインテールにした黄色と青のオッドアイの20歳の少女

テトラは次の仕事の為にアビスで一番四季の移り変わりが美しいと言われる四季の刻にやってきた

彼女は目的の場所がある路地裏に入って行く

金色の腕輪が光り 何もない所から剣を錬成する

彼女は目的の倉庫を開け言う

「全員手をあげなさい・・・・

彼女は目の前光景に啞然とした

目の前には白い髪に血の一滴すらついていない服を纏い

両手に<ムーンスタブル・ダブル>という双短剣を持った

見た目が大人なだけの6歳にもに満たない子

アビスの王レイ・XXXXXが血の海で立っていた

「あ、テトラどうしたの?ここになんか用でもあった?」

「はい・・・貴方が切り刻んだ侵入者達を捕まえに来ました・・」

「そう?なら後始末任せるね。僕帰るから。」

レイはそう去ろうとする

「レイ・・・」

「なにテトラ?」

「こういうのは私達大人の仕事です。貴方がする事ではありません・・・」

「シャルル達も同じ事を言ってたよ。でも、それで間に合わなかったらどうするの?」

「ツッ・・・・」

テトラは手を血が滲む位握った

レイは去っていく

彼の瞳はいつも通り光がなかった

テトラは自分の不甲斐なさに嫌気がした

だからこそ、その足は動いたのだろう

テトラはレイを追いかけ雨の中を走る

走る

走り続けて見つけた

雨の中、道に座り込んだレイを

彼は桜を見ていた

テトラは傘を錬成し近づく

そして言った

「レイ、一緒に帰りましょう。そして、お風呂に入ったら美味しいご飯を食べましょう。」

「このままだと風邪をひいてしまいます。さ、一緒に帰りましょう。」

レイの手を掴み立たせて一緒に歩き出す

「桜、明日見に行きましょう。アビスの植物は頑丈なので大丈夫でしょう。

明日は晴れですからきっと綺麗に見れますよ」

テトラはレイに微笑む

その時のレイは少し嬉しそうだった



ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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