本家では、留守番の方が大変だった
親父がいない本家は、少し広かった。
広くなったわけではない。
受付小屋も、門前の看板も、右奥の寝床も、鍋の位置も、昨日と何も変わっていない。飯の匂いもする。ぷるは灰粉を吸っている。ニコの板も増えたままだ。
それなのに、何かが一つ抜けている。
本家の真ん中に、いつもあった重しがない。
ヒナは梁の上で膝を抱えて、黒い輪の残りを見ていた。
「やだ」
小さく言ってから、自分で口を押さえる。
いつもの「やだ」は、笑いに変えるための言葉だった。けれど、今の「やだ」は少し違う。笑いにするには、黒い輪の縁が静かすぎた。
牧人とクロが入った黒い輪は、完全には閉じていない。
人ひとりが通れるほどではない。腕一本が通るかどうかの細い裂け目になって、受付小屋の奥に残っている。その縁に、イトの糸がかかっていた。
細い。
本当に細い。
普段のイトの糸は、目立たなくても確かだった。壁の隙間、高い梁、門前の木枠。どこに張られていても、イトが握っている限り、そこには道があった。
でも今の糸は違う。
黒い輪の縁にかかった糸は、見ているだけで指先が冷える。まるで、水の中に沈んだ糸を、必死に外から掴んでいるみたいだった。
イトは梁の端に座っていた。
いつもより低い位置だ。
小さな体を丸め、細い脚で戻る糸を抱えるように押さえている。糸は黒い輪の縁にかかり、切れそうで切れない細さで震えていた。普段なら「見る」「足」「上」くらいの短い言葉を落とすイトが、今はほとんど喋らない。
ヒナは、声をかけようとしてやめた。
無理に話しかけると、糸が揺れそうだった。
ザガが門の前に立っていた。
腕を組んでいる。
だが、いつものように偉そうに立っているわけではない。足の位置が半歩広い。槍の柄が、手の中でいつでも動ける角度にある。門前の列を見る目も、いつもより低い。
親父がいない時に、余計なものを入れない。
それだけを、全身でやっている。
「飯だけのやつは左だ」
ザガが言う。
声は低いが、よく通った。
「怪我人は右奥の手前。受付を通せ。奥を見るな。黒い輪を覗くな。覗いたら、俺が外へ出す」
最後の一言で、列の中の何人かが目を逸らした。
昨日までなら、クロが門の横に伏せているだけで勝手に列が整った。今、クロはいない。かわりにザガが立っている。
クロほどの圧はない。
だが、ザガにはザガの怖さがある。
怒る前に決めている怖さだ。
ヒナは梁の上から、小さく息を吐いた。
「やだ、ザガが若頭代理みたい」
ザガは聞こえていたらしい。
「黙って案内しろ」
「はいはい」
いつもなら、もう少し茶化す。だが今日はやめた。
茶化すと、ザガの肩が少しだけ強張るのが見えたからだ。
ザガも怖いのだ。
親父と若頭が、黒い輪の向こうにいる。
それでも、門を守る。
それが今のザガの仕事だった。
ナナは右奥の戸の前に立っていた。
小さな体で、動かない。
誰かが右奥へ行こうとすると、短く言う。
「受付」
それでも進もうとすると、さらに短く言う。
「だめ」
それだけで止まる。
ナナは怒鳴らない。威嚇もしない。けれど、ナナの「だめ」は、なぜか通る。右奥は寝床だ。怪我人がいる。眠っている者がいる。泣き疲れて、やっと目を閉じた子どももいる。
そこを、黒い輪の物見ついでに荒らされるわけにはいかない。
ネムは右奥の中にいた。
戸の向こうから、眠そうな声がする。
「寝る」
「大きい声、だめ」
「怖いの、あと」
寝床の中にも、不安は広がっている。
黒い輪は見えなくても、気配は伝わる。親父がいないことも、クロがいないことも、みんな分かっている。だから、誰かが泣く。誰かが起きる。誰かが入口へ行こうとする。
ネムはそのたび、布をかける。
「寝る」
「起きたら、いる」
「今、寝る」
それは説明ではない。
命令でもない。
ただ、寝床を寝床のままにする言葉だった。
ミズハは水桶の前に座っていた。
水面を見ている。
普段なら水を汲み、灰を流し、熱を下げる。今は水面を見ている。黒い輪の残りは、水には映らない。けれど、水は何かを感じていた。
桶の中の水が、時々、音もなくへこむ。
雨粒が落ちたわけでもないのに、中心だけが小さく沈む。
ミズハはそれを見るたび、眉を寄せた。
「水が嫌がってるわね」
ヒナが上から聞いた。
「水、また困ってる?」
「困ってるというより、触りたくないけど目を離せない感じね」
「やだ、水まで留守番苦手」
ミズハは小さく笑った。
「誰だって苦手よ。帰ってくるのを待つだけって、一番落ち着かないもの」
その言葉に、ヒナは何も返せなかった。
待つだけ。
本当に、それが一番つらい。
戦う方がましだ、という顔をザガがしている。飛んで追いかけたい、と翼が言っている自分もいる。ナナも、戸の前で一度だけ黒い輪の方を見た。イシコも、さっきから同じ場所に手を置いたまま動かない。
でも、誰も行けない。
黒い輪は二名しか通さなかった。
親父と若頭だけ。
それ以外は、戻る場所を守るしかない。
イシコは受付小屋の床に片手をついていた。
石の体が、いつもより少し低い。地面に耳を当てているようにも見える。けれどイシコに耳はない。あるのは石を覚える感覚だ。
「イシコ姐さん」
ヒナが呼ぶ。
「石、どう?」
イシコはゆっくり答えた。
「入口、覚えた」
「でも、奥、覚えない」
「覚えないってことは、道がない?」
「道、ある」
「でも、石じゃない」
「石、嫌がる」
イシコの短い言葉に、まめじいが帳面を開いた。
「黒輪先、石質不明。入口のみ本家側記録に接続。奥部は未把握……でございますな」
「まめじい」
ヒナが言った。
「今、帳面書いて落ち着こうとしてる?」
まめじいは一瞬だけ止まった。
「……記録は大事でございます」
「うん、大事。でも、ちょっと手、震えてる」
まめじいは自分の手を見た。
本当に、筆先が少し震えていた。
まめじいは咳払いをした。
「親父殿が戻られた時に、留守中の記録が乱れていてはなりませぬ」
「そうだね」
ヒナは梁の上で、少しだけ笑った。
「親父、絶対そこまで見ないけどね」
「だからこそ、整えておくのでございます」
まめじいは書いた。
親父殿、クロ殿、黒輪内。
本家、待機。
門前、整理継続。
右奥、静穏維持。
戻糸、保持中。
その横に、ニコが板を出した。
親父、戻る
まめじいはそれを見て、少しだけ目を細めた。
「その一文も、記録に入れておきましょう」
ニコは頷いた。
ぷるは受付小屋の端で、ぷるんと揺れていた。
黒い輪から漏れる灰のようなものを吸っている。普通の灰粉ではない。触れると冷たい。見た目は薄い黒の粉だが、床に落ちる前に消える。
ぷるは、それが落ちるたびに、ぷるんと寄って吸った。
吸って、少し震える。
それでもまた吸う。
ミズハが気づいた。
「ぷる、無理はしないの」
ぷるん。
「無理してないって顔ね」
ぷるん。
「本当かしら」
ぷるは、少しだけ大きく揺れた。
たぶん、本当だと言っている。
ベロは鍋の前にいた。
飯を作っている。
ただし、いつものようにどんどん盛っているわけではない。鍋の火を弱め、蓋を少しずらし、湯気を逃がしすぎないようにしている。
温存。
それが今のベロの仕事だった。
飯を止めるわけにはいかない。門前には人も魔物もいる。腹を空かせたものは落ち着かない。腹が空くと、恐怖が強くなる。列が乱れる。
でも、全部を出すわけにもいかない。
親父と若頭が戻ってきた時、熱い飯がないのは駄目だ。
ベロは杓子を握ったまま、鍋を見ていた。
ヒナが降りてきて、鍋の中を覗く。
「飯、足りる?」
「足りるようにする」
「親父の分は?」
「残す」
「若頭の肉は?」
「残す」
「右が足りないって言うよ」
「言わせる」
ヒナは小さく笑った。
「やだ、ベロが強い」
ベロは鍋から目を離さない。
「飯は、戻るまで持たせる」
その言葉は、妙に重かった。
飯を温存する。
ただそれだけのことが、今は祈りに近い。
戻ってくることを前提に、飯を残す。
帰ってきた者に出すために、鍋を守る。
それもまた、本家の留守番だった。
門前の列は、いつもより静かに動いている。
外向け看板の下で、人間の避難者が小声で話していた。小型の魔物たちも、今日はあまり跳ねない。みんな、受付小屋の奥を見ないようにしている。
見ないようにしているからこそ、気にしているのが分かる。
豪志は受付横にいた。
両手を組んでいる。
黙っている。
いや、正確には、黙ろうとしている。
口が何度も開きかける。閉じる。また開きかける。大げさなことを言いたい。たぶん「これはつまり、親分さんが世界の奥に出張しているということですね!」くらい言いたい顔をしている。
だが、今日は誰もその余裕がない。
ヒナはそれを見て、少しだけ身構えた。
豪志が騒ぐと、場が軽くなる。
それは悪いことばかりではない。怖さをごまかせる時もある。だが、今は糸が細い。右奥は寝ている。門前は静かにしている。ここで大声を出されると、全部が揺れる。
豪志も、それを分かっているらしい。
分かっているから、余計に顔が忙しい。
まめじいが豪志に言った。
「……こういう時は、逆に怖い話でも聞かせますかな」
豪志は静かに姿勢を正した。
「怪談ですか」
「昔々のことじゃ」
「はい」
「夜になると、山の向こうから白い影が現れる」
「白い影……」
「鉄で全身を包み」
「なるほど」
「光る棒を振り回し」
「ええ」
「仲間を何十匹も連れてくる」
豪志は真剣な表情で聞き入る。
「見つかった巣は……朝までに消える」
「……」
「宝は全部持っていかれる」
「それは恐ろしいですね」
まめじいは静かにうなずいた。
「だから今でも、子どもには言い聞かせるんじゃ。夜更かしをすると……」
「すると?」
「勇者に見つかるぞ、と」
ヒナは梁の上から言った。
「それ、ゴブリン側の怖い話だ」
まめじいは、ニヤリと笑った。
「当たり前ですな。わしはゴブリンなので」
豪志は額に手を当てた。
「確かに! その通りです!」
ニコが、すっと豪志の前に立った。
板を出す。
豪志、静かに
豪志は、ニコを見返した。
「今できること……祈ります」
ニコは頷いた。
豪志は、ゆっくり両手を組み直した。
そして、静かに目を閉じた。
騒がない。
説明しない。
まとめない。
泣きそうな顔をしながら、ただ黙って祈っている。
ヒナは梁の上で、それを見ていた。
胸の奥が、少しだけゆるむ。
「やだ」
今度の「やだ」は、少し笑えた。
「豪志が成長してる」
ナナが戸の前で短く言った。
「たまに」
豪志は目を閉じたまま、小声で言った。
「聞こえてます……でも今日は、喜ぶのも静かにします……」
ニコが板を出した。
豪志、静かに成長
ヒナは、声を殺して笑った。
笑えた。
少しだけ。
それが今日の小さな救いだった。
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外では、もっと面倒なことになっていた。
澄玲は本家の外縁側に作られた臨時の確認所で、書類を抱えていた。
朝から何度目か分からない説明をしている。
「黒い輪について、一般公開はしません」
「危険性が未確定です」
「封環層および本家受付を通さない接触は禁止です」
「都市防衛局は外縁封鎖に協力しますが、現地判断は市属ダンジョン監察局が受けます」
「繰り返します。勝手に見に行かないでください」
最後の一文だけ、少し本音が出た。
向かいにいた迷宮庁の連絡員が、気まずそうに咳払いする。
「ですが、最深部由来の現象であれば、迷宮庁としても直接確認を」
「現地確認は本家受付経由です」
「災厄級個体も同行していると聞いています」
「だからこそ、余計な刺激を避けます」
「記録映像は」
「保護対象の顔、右奥、黒い輪の内部は出しません」
澄玲は言い切った。
その横で、ローが記録石を抱えて立っている。
いつもの配信者の軽さはない。
ただ、目だけは揺れていた。
撮りたい。
記録したい。
伝えたい。
その全部が顔に出ている。
だが、記録石は起動していない。
国枝が、少し離れた場所から状況を見ていた。商人らしく、誰が何を欲しがっているかを静かに読んでいる。
「三船さん」
澄玲が言った。
ローはびくっとした。
「はい」
「今、撮りたい顔をしましたね」
「しました」
正直だった。
澄玲はため息を吐く。
「記録と配信は違います」
「分かっています」
「本当に?」
「分かっています。今ここで回したら、俺はもう本家に入れない」
「それもあります」
ローは記録石を抱きしめるように持った。
「でも、それだけじゃないです」
「今の本家を外にそのまま出したら、たぶん、みんな勝手に意味をつけます」
「親父さんが最深部へ行ったとか」
「災厄級が名を呼ばれたとか」
「黒い輪が開いたとか」
「見出しだけで、何でも盛れる」
国枝が静かに言った。
「すでに問い合わせは来ています」
澄玲は目を閉じた。
「でしょうね」
国枝は手元の紙を見た。
「迷宮庁、都市防衛局、ギルド協会、一部報道、黒冠関連と思われる匿名経路。どこも、冥門組本家の動きを知りたがっています」
「黒冠」
澄玲の声が少し低くなった。
「そちらは、まだ後です」
国枝は頷いた。
「私もそう処理しています。ただし、長くは止められません」
ローが小さく言った。
「つまり、親父さんたちが戻るまでに、外も持たせないといけない」
澄玲はローを見た。
「そうです」
「留守番って、地味に見えて一番きついやつですね」
「今ごろ分かりましたか」
「配信してる時は、動いてる人ばかり映してたので」
澄玲は、ほんの少しだけ目を細めた。
怒ったわけではない。
むしろ、その言葉は悪くなかった。
「では、今日は映さない側を見てください」
ローは頷いた。
「はい」
国枝が静かに言った。
「必要なら、私の方で問い合わせを一段受けます。表向きは、国枝商会の物流調整という形にできます」
「助かります」
澄玲は即答した。
体面を気にしている場合ではない。
外からの圧を止める。
本家の門前を荒らさない。
右奥を守る。
黒い輪を見世物にしない。
それだけで、手が足りない。
澄玲は書類鞄から新しい紙を出した。
「臨時告知を出します」
ローが聞く。
「内容は」
「本家周辺区域、不要不急の接近禁止」
「避難者・怪我人・保護対象は受付継続」
「取材・配信目的の接近禁止」
「最深部由来現象については、市属ダンジョン監察局が確認中」
ローは苦笑した。
「最後、だいぶ柔らかく言ってますね」
「本当のことを全部書くと、人が集まります」
「ですね」
「だから、書きすぎない」
ローは記録石を下ろしたまま頷いた。
「今日は、配信しません」
「ただ、記録は残します」
「公開するなら、久慈野さんを通します」
澄玲は短く答えた。
「お願いします」
ローは少し笑った。
「俺、信用されました?」
「試用中です」
「厳しい」
国枝が横で言った。
「仮登録ですね」
ローは本家の方を見た。
「本家っぽいですね、それ」
澄玲は否定しなかった。
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本家の門前では、夕方に近い光が差し始めていた。
黒い輪の裂け目は、まだある。
イトの糸も、まだある。
ただ、糸は少し重そうだった。
イトは一度も糸から離れていない。細い脚を何本も梁にかけ、腹の先から伸びる戻る糸を黒い輪へ渡している。黒い輪へ引かれる力が伝わるたび、小さな体がかすかに沈んだ。
ヒナは梁から降りて、イトの近くにそっと座った。
「引かれたら、支えるね」
イトは、体を小さく揺らした。
「うん」
「糸には触らない」
「でも、見る」
「見る?」
イトは黒い輪を見たまま、短く言った。
「ヒナ、外、見る」
イトは続けた。
「みんな、守る」
ヒナは、喉の奥が少し詰まった。
「……うん、みんな守ってるね」
イトは小さく頷いた。
それが、この留守番の答えだった。
親父と若頭がいないから、何もできないわけではない。
むしろ逆だ。
親父と若頭が戻れるように、それぞれが持ち場を守っている。
誰かが門を守る。
誰かが右奥を守る。
誰かが水を見る。
誰かが石を覚える。
誰かが飯を温存する。
誰かが外の騒ぎを止める。
誰かが記録する。
誰かが祈る。
本家は、親父一人でできているわけではない。
そのことを、親父がいない時に一番思い知らされる。
ヒナは小さく笑った。
「帰ってきたら、親父に言おうかな」
「留守番の方が大変だったって」
ザガが門前から言った。
「言うな。調子に乗る」
「親父が?」
「いや、豪志が」
豪志は静かに祈ったまま、小声で言った。
「聞こえてます……でも今日は反論しません……」
ニコが板を出した。
豪志、反論しない
ナナが短く言った。
「えらい」
豪志は目を閉じたまま、少し泣いた。
「今日、二回褒められました……」
ヒナは今度こそ少し笑った。
笑い声は小さい。
でも、門前にいた何人かが、少しだけ息を吐いた。
その時だった。
イトの指先の糸が、ぴん、と震えた。
ヒナの笑いが止まる。
ミズハの水面が、同時にへこんだ。
イシコが地面に置いていた手を、少し強く押しつける。
ザガが門から振り返る。
ナナが右奥の戸の前で、黒い輪を見た。
ベロが鍋の火を一段落とした。
ぷるが、ぷるんと震えた。
糸が、黒く染まっていく。
全部ではない。
黒い輪にかかった先端だけだ。
細い糸の端に、墨が落ちたみたいに、黒がにじむ。
イトの顔が変わった。
初めて、はっきりと不安が出た。
ヒナが低く聞く。
「イト」
イトは糸を張ったまま、黒い輪を見ている。
黒い先端が、一度だけ、奥へ引かれた。
引きちぎられるほどではない。
でも、確かに呼ばれている。
イトが、小さく言った。
「親父」
全員が動きを止めた。
イトは、もう一度言った。
「親父、奥で呼ばれてる」
黒い輪の裂け目が、静かに揺れた。
本家の門前に、飯の匂いはまだあった。
鍋もある。
寝床もある。
水もある。
石もある。
板もある。
糸もある。
戻る場所は、まだここにある。
けれどその糸の先で、親父は、もっと深い場所に呼ばれていた。




