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トレイマスターの日々  作者: 純菜
第3章 それが恋の始まりでした
38/38

閑話 ドキッ! 女性だらけの【家族会議】 ただしトレイさんは除くw

執筆時間が取れなくて放置してたら半年も経ってた! <(?_?)>


外伝はちょこちょこ更新してたからそんなに経ってないと思ってたw

すみません m(_ _)m



恋愛編を終わらせるくらいのネタはあるのですが、じ、時間が……


誰か私に執筆時間を下さいw



姉妹編のジャンプ先に“ハリセンマスターの謎?(著:霧咲黎)”を追加しました


トレイさんの実家では、優雅(?)なお茶会が開かれていた

【家族会議】という名の

しかもトレイさんを除く女性だけ

トレイさんはメイド喫茶でお仕事中なのだ

ちなみにエミーは非番である


今日の議題はトレイさんの恋愛問題

みんなでそっと(?)陰から応援しようという訳である


「それで二人の様子はどうなのですか?」


大恋愛の末結婚した母親は、こういう話題が大好きなのである

韓流ドラマや昼メロ大好き主婦と同じ感覚である

週刊誌のないファンタジー世界では噂話しかエンターテイメントが無かったりする

悲劇ばっかりのオペラや演劇はお好みではないのだ(偏見w)


となると当然ニュースソースはメイドさん達の【メイドネットワーク】である

【ご近所のおばさんネットワーク】と商店のお客の【商店街ネットワーク】とも(つな)がりがあり、当然貴族の情報も入る一大ネットワークなのだ

さらに【メイドの実家のツテ】を加えれば王国で調べられない事はなかったりする


しかも、面白おかしい尾ヒレ付き(笑)


この事実を知っているのはトレイさんの兄様くらいなのだが、そんな事は内緒内緒


そんな訳でトレイさんの行動はメイド達には全部筒抜けだったりする

こっそりお忍びデートなんて出来ないのだ

まあ、トレイさん達は隠すつもりは無かったのだけれど


監視カメラで監視されているかのように、隠れて何かするなんて事は、実は難しかったりする

恐るべし【メイドネットワーク】


ちなみに、トレイさんはメイド喫茶のエセメイドなのに【メイドネットワーク】の一員である

本物のメイド達になぜか認められてしまったのだ

メイド喫茶のバイトをやっているので、店主や店員の所属する【商店会ネットワーク】の一員でもある


本人はご近所付き合いだけのつもりなのだが

実はガッツリ取り込まれてたりする

主に新作料理や怪しい情報源として

本人は全然気付いてないのだが(笑)


○○屋の看板娘が○○家の騎士の事を好きだとか

○○家の貴族のボンボンとメイドが恋仲で、駆け落ちを準備してるとか

○○家で起きた殺人事件の犯人が○○さんだったり

グライム家の○○○さん事、アルフェリアさんと王太子が内緒の文通をしてるとか

ファータ家の(ピー)コさんの婚約者が彼女の分家の娘をハラませたとか

もうダダ漏れである(笑)


メイドが主に知らせるかどうかはメイドの気分次第なのだ(笑)


みんな!!

メイドさん達には優しくしよう!!


あと、トレイさんの所属する特殊なネットワークとしては【クリセニア学園ネットワーク】とそのOB、OGのコネとか、誰にも内緒(笑)の【転生者会議】がある


ご近所付き合いは大事なのだ!

コネってサイコー!(笑)




「えーと、ドリルさんの事はよく分かりません。アルちゃんの事は嫌いではないと思うのですが。恋愛となると……」


学園で二人に一番身近なアリサはよく分からないと言葉を濁した

若干、暴走気味のドリルさんの事はアリサにはよく分からないのだった


「お姉様の様子は変でした。二人で会う度に呼び方が変わって行ったり。最初はヤツとか呼んでたのに今では“あの人”ですもの!」


エミーは大事な姉を盗られまいと必死に抗弁する


「あらあら、エミーはアルちゃんの事が大好きなのね。それでメイドさん達はなんて言ってるの?」

「平民のよくやる普通の“でーと”だそうです。なかなか初々しかったらしいですよ。プレゼントも貰ってたようですしね。それで近付き過ぎて倒れちゃったみたいです」


家で働くメイド達と年の近いセルスティアは【メイドネットワーク】の情報をよく貰っていた

特に最愛の妹に関わる全ての事を


今回も、セルスティアは情報は集めていたし、“でーと”の後を付けたりもしていた


(情報収集よ! ストーカーなんかじゃないわ! あの子のためなのよ!)


「あらあら、純情なのね…… でも、そうすると満更(まんざら)でもないって事かしら?」


母親は顎に指を当て、小首を傾げて思案する


「あの、お義母様…… もしかして、自分で気付いてないのかもしれません。あるいは、昔の事があるから自分では気付きたくないのかも」


アリサはもう既に義母と呼んでいた

結婚式はまだであるが

気楽に呼んでいいのよ、と言われている


アリサは彼女と初めて出会った日

親友になった日から彼女の幸せを願っていた


大きなお盆(シルバー)を振り回し、化け物を退治した彼女の背中にかばわれ、カッコいい後ろ姿にに恋をしてたのかもしれない

震えるだけだった自分をかばい「守ってやるぜ!」と言った彼女に


大抵の事は何でも出来る癖に、妙な所で対人関係が不器用な親友がアリサは大好きだった

いつも彼女の傍でそっと背中を押すのが楽しかった


(ふふっ…… 今度もまた背中を押してあげなきゃね)


その背中をずっと見てたいのかもしれないなと、アリサは思った



「気付いてない? あらあら、まあまあ…… まあ、昔の事は本人次第だから何も出来ないけれど、今のアルちゃんは立派な女の子です。その内ちゃんと気付くはずよ? アリサさん、その時はお願いね」

「はい! お義母様」


アリサは可愛らしい拳をきゅっと握りしめて決意を新たにした


その横でエミーは「むむむ」と(うな)っている


姉の幸せを願っているのは代わりない

大事な姉を盗られる気がしているのだ


「ふぅ…… そうすると、全てはお相手の気持ち次第なのね。今度取引でリンスター家に行く用事があるから、その時にイネス様と相談してみましょう」


母親はため息を付き、そう結論付けた


「お母様。お母様は嫌じゃないんですか?」


エミーはまだ納得が行かないのか、食い下がる


「あら、エミー。人はいつしか恋をしてしまうものよ? それは誰にも避けられないの。例えどんな相手でもね。 ……貴女にも早く現れるといいわね」


母親は優しく微笑んだ


「そんな人、絶対現れたりしません! 私にはお姉様だけで十分です」

「あらあら、まあまあ」


またこの後少し時間が空きます

誰か時間を下さいw



あと、この話の没原稿も外伝として更新しました

そっちは見てもあまり変わらないですw


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