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最低。



たんぽぽふうふうして遊んでいたら、飽きた。


僕は、土に穴ほって遊びたくなって、

そう思うなら、そうしたほうが良いから、

穴ほって遊んでいる。



土の名前は、最低。


しばらく掘ってたら、抜けて、穴の先には世界。


じゃあ、ここは何なんだよ。といったけど、

たんぽぽのわたげふわふわするばかり。


最低の先の世界を、お散歩。


やんやんゆーとる誰だか知らない人と、

無口な誰だか知らない人がいたので、

たんぽぽ片手に近づく。


『……ふたりで、手をつないで消えてしまおうと

あなたは言った。』


『うん。言った。』


『あなたは、消えてしまわなかった。』


『うん。消えなかった。』


『消えてしまえないのなら、約束なんかしてほしくなかった。』


『うん。』


『何もかもが、嘘なら、

傷つけてほしくなかった。』


『うん。』


『泣いていい?』


『うん。僕は劇薬を飲まなかった。』


『最初から知っていたわ。あなたは、

劇薬なんか飲まないって。』


『え?』


なんか話が長くなりそうなので、

僕は、ふたりから離れた。


たんぽぽふうふう。


挿絵(By みてみん)







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