表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/21

先も無え。後も無え。音楽小説。




それだけなんだよね。

僕の音楽は。

僕は、太鼓叩き。格好良く言えば、

ドラマー。嘘やん。

あまりかっこよくないし。


ドリーマー。


そう。僕はドリーマーなのです。実は。

知らなかったでしょ?

今、知ったでしょ?


そんな格好の良い、僕が、音楽を語るね。



音楽は全て、一拍。



これ。



伝わった?



良かった。

助かります。さっきコンビニでチンしたホットチャミスルピーチ味がぬるくなるとこでした。



未来の音はまだ鳴ってない。


過去の音はもう消えた。


存在するのは、今。


この瞬間の、スティックがスネアのヘッドに触れた瞬間だけ。


伝わった?


良かった。


チャミスルピーチ味って、あたためるとあんま美味しくないね。


かばやきさん太郎たべよっと。



4拍なんて、そんなもん、幻でさ、

人間が、今どこなの?わかんない。てなるから、勝手に決めた幻。かわいいね。人間。



ただそこに



があるだけ。


そーゆーソレをそうしているよ。僕は。

ドラマー……ドリーマーとして。



君のそのギターかわいいね。まるくて。

色もかわいい。

エピフォン?グレッチ?

名前もかわいいね。色もかわいいね。


僕のスネアは、ヤマハのレコーディングカスタムでさ、名前がかわいくない。

色はかわいいんだけど。サーフグリーン。

あ。名前かわいくないなあ。

どうせなら、かわいい名前のほうが、いいもんね。

んーと。……ダメ。ちゃんと考えて、ちゃんと名前決める。一旦持ち帰ります。


でね、バスドラを踏む。踏むてゆーか、あれ、踏んづけて、叩いてんだけどね、ペダルで。

そのペダル的なものを、まとめて、キック。と、言います。

キックの時は、力任せに踏むのではなく、体重を乗せるように、でも自然にリラックス。踏む。

そうすると、力だけで踏んだ時より、音抜けの良い、音圧のあるバスドラの音がなりますよ。

空気が揺れるよ。


て、こないだPAさんに言われたんだけど、

なかなか、難しいです。

PAさんはタバコ好き。


金物。シンバルを叩く時もそーなんだって。

シンバルは、薄くてお姫様みたいな音のがいーな。パイステとか。ティとチの隙間の音。

厚いシンバルなんか、ゴーン。て鳴ると、もう怖いもん。ライブん時なんかびっくりしちゃうもん。

太鼓の人って、座っているでしょ?

あれ、いつもごめんね。って思ってるんだよ。

みんな立って音楽を聞いて楽しんで踊ってんのに、なぜ、僕は座ってんの?

うわー。って僕は立ちます。いつも。

みんなと踊りたいもん。フロアで。


スネアは、ハイピッチでカン。と、コン。のいいところをまぜた感じのサスティーン長めの音が好き。それで、スネアのはしっこ叩く。

それだけで、ごきげんさんになるもん。僕が。


でも、あまりハイピッチだと聞いているフロアのお客様が耳が痛くなって、殺し。となるから、ちゃんと全体のアンサンブルを考えなきゃね。ってこないだPAさんに言われた。


難しいね。楽しいね。

未だ極め尽くせぬ身なれど。



これからも頑張ります。


あ、じゃねえ。


これからだって楽しみます。


僕は、ヒナ天国旅行。水色。


ライブ遊びにおいでね。


燃やせ。ガソリンは撒くな。


挿絵(By みてみん)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ