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-最終回-
[日々、生じる問題がすべて解消する日・・それは、高度な文明を誇る我々、星団をもってしても解けない。その解決の糸口が半異星人である城水、お前にあるのではないか・・と我々は見ている。だから、お前達の協力が必要となる。宇宙のため、ひいてはこの地球、そしてお前達が救われるためにもこの時間に日参して貰いたい]
そして次の日から、来る日も来る日も城水家三人による坂の下への日参が始まった。時間は日付が変わる午前0時前である。雄静も少しずつ馴れ、日常、くり返される生活の一部として愚痴らなくなった。それどころか、むしろ誇らしげに登校していくのだった。宇宙の存亡を僕が担っている・・という他の者達には想像できない壮大な使命感がそうさせていた。城水や里子もまた、そうだった。いつも坂の下で待ち続ける城水家の諸事情とは、異星人達の諸事情に他ならなかった。
今日も城水家は坂の下で待ち続けている。
完




