表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
107/123

-107-

[迎えとは?]

 迎えの意味が分からない城水は指令にテレパシーを送り返した。

[そのうちお前や家族にも分かるだろう…]

 指令は城水に即答した。

[どういうことです?]

[それは、お前のポケットに入っている物質にけばよかろう]

「あの…どうかされたんですか?」

 城水は声で目をハッ! と開けた。斜め前には、定食屋の主人とその連れ合いらしい中年女性が立ち、いぶかしげな眼差まなざしで城水を見ていた。

[ははは…いや、なに。少し考えごとをしてたもんで…]

「ああ、そうでしたか。それならいいんですけどね。なにぶんも箸を置かれたまま、ずっと食べられないから、なにか手前どもに粗相そそうがあったんじゃないかと、カカアと話してたんですがね。なあ、お前」

「ええ…」

 やはり連れ合いか…と城水は思った。脳内数値は87%の確率数値を100%に修正して示した。城水は腕を見た。

[いけないっ! こんな時間か]

 午後の授業が20分後に迫っていた。城水はあわてて箸を持つと、ガツガツと食べ急いだ。

 指令が城水にテレパシーで告げたことは真実だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ