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[そんなことが可能なんですか?]
[ああ。我々の文明は、地球と比較するに値しない高度なものなのだ。この3年の間にその装置が完成された。今、我々には、すべての飛行体にその装置が備わっている]
指令は詳細を城水に語った。
[その処理はいつから始まるんですか?]
[すでに始まっている。ただ、過去のデータ分析に基づき、人間達には分からないだけだ。さも当たり前のような数値で実行されている]
[人間達には分からないと?]
[そうだ。事故死とかがそうだが、起こった場合、必要な人間と入れ替えている。必要な人間は事故に遭遇しない]
[そんなことが可能なんですか?]
[まったく、理解が悪い奴だな、お前は。我々の文明は地球の比ではないと言ったではないか]
[確かに、そのことはお聞きしましたが…]
[坂のマンホールの下に地下駅が出来たことは知っているな]
[それも聞いております]
[その工事の早さが我々の文明の高度さを物語っているだろう]
[はい、それは…]
城水は納得した。いや、納得せざるを得なかった・・と言った方がいいだろう。
[私はどうしておればいいのでしょうか?]
[静かに、迎えが来るのを待てばよい]
指令は厳かなテレパシーを城水に送った。




