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ショート2-1 ポーラスボディって、何だ!?

キュリア:「この『キュアポイズン』の術式って、データベースのせいで、結構重いですわよね…」

ロクスケ:「実は経口摂取…つまり、毒物を飲んじまった時専用の解毒術式もあるんだ。」


そう言ってロクスケが差し出したスクロールの表紙には、"Porous(ポーラス) Body(ボディ)"。


     ※     ※     ※


『南都ラフカディオ神殿』…


オーウェン:「ラフカディオ様のお恵みに感謝して…いただきます。」

皿から取ったパンを食べた途端、顔を真っ青にし、胸を押さえて苦しみ出すオーウェン。


オーウェン:「むぐっ!?く、苦しい!!毒が………!!」

キュリア:「大変ですわ師父様!ラン、ポーラスボディ!!」


オーウェン:「ぐぅぅ!?」

白目を向いてさらに苦しみ出すオーウェン。

キュリア:「師父様、さあ!」(背中をさする)

オーウェン:「お、お"ぅ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"〜〜〜っ!!」


胃の中に多孔体(ポーラスボディ)即ちスポンジや活性炭の様に多くの細かな孔の開いた物体を生成し、毒が消化器から吸収される前に多孔体に吸着させ、()()させる事で服毒した患者を治療する術式、それが『ポーラスボディ』である。


キュリア:「助かって良かったですわ、師父様!」

オーウェン:「いやぁ…毒殺されかけるなんて若い頃以来だから驚いたよ。はっはっは…」


ロクスケ:「オーウェンじいさん…あんた、マジで何者なんだ…!?」

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