トマトの季節がやってきた
庭の畑に植えてあるトマトが次々に食べ頃になってきた。
トマトは大好きなので、多めに植えてある。
特に好きなのはラタトゥイユもどきのトマト煮。
ズッキーニも収穫できたので、今日はこれを使おう。
鍋にオイルと刻んだニンニクを入れて火をつける。
香りが出てきたらざく切りにした玉ねぎを入れて炒める。
それから一口サイズに切ったズッキーニを、これもドバっと鍋へ。
中火で炒めながらある程度火が通ったら、カットしたトマトをこれもどばーっと。
水で戻しておいたひよこ豆もここで投入。
軽く塩、コショウと、オレガノはしっかり入れて、あとはグツグツと煮込むだけ。
しっかり火が通ったら、最後にもう一度塩コショウで味を整えれば完成!
コショウをしっかり効かせるのが好みだ。
昼夜食べて、残りは冷蔵庫で冷やしておいて明日も食べよう。
この手の料理は、鍋いっぱいに作って続けて食べるのが好きだ。
洗い物も少なくて済むし。
さて、パンとトマト煮でお昼を済ませたら、午後からはたくさん採れたベリーを、干したりジャムにしたりして保存用に加工作業を始めよう。
煮沸消毒した瓶を並べて、鍋には洗ったベリーをざあっと。
長期保存できるように、砂糖もどっさりと使う。
ジャムができたら、地下の貯蔵室の棚に並べておくのだ。
予定していた仕事を一通り終えて、ウッドデッキの椅子に腰を下ろした。
もう夕方だが、日が長くなったのでまだ空は明るい。
ハーブティーに今日は少し蜂蜜を入れて。
ゆっくりと香りを味わいながら、空と庭を眺める。
白い雲の端が、夕日を受けて金色に輝いていた。
水色とオレンジの組み合わせもいいわね。何で試してみようかしら、なんて考えながら。
バウは私の足元で丸くなって寝ていた。
金色の毛が、時折風で軽く揺れる。
明日はバウと、湖までお散歩しようかしら。
空の端に、夜の気配が混じり始めた頃、ティーセットを片付けながら、バウに声をかけた。
「そろそろ中に入るわよ。晩ご飯にしましょう」
バウは飛び起きて、尻尾を振りながら私のあとに続いた。




