スイカ模様のグラニーバッグ
さて、先日街で仕入れてきた糸でバッグを編もう。
どんな形にしようかしらと考えた結果、両端を細編み、本体部分は長編みで編んでみることにした。
この編み方なら、真ん中で折りたたんだら自然と台形に近くなるはず。
見切り発車だが、自分が使うものだからこのくらい適当でいいのだ。
スイカらしさを出すために、緑は2段、紺は1段で往復していく。
糸始末は嫌いなので、色替えも糸を切らずにそのまま編み込んでどんどん進めていく。
持ち手は丸い木製のハンドルをつけよう。
夏らしい雰囲気になるはず。
長編みでみっちり編んであるので、内布をつけなくてもよさそうに仕上がった。
「おお、これはなかなかのスイカ模様」
色だけ見れば緑とほぼ黒に近い紺なので、落ち着いた雰囲気のバッグに仕上がった。
時刻はお昼を過ぎた頃。
庭の菜園からトマトをもいでスライスし、パンにハムと挟んで簡単なサンドイッチにした。
明け放たれた窓から、涼しい風が入ってくる。
湖から吹く風のおかげでこの家は涼しくて、暑さが苦手な私にはとても過ごしやすい。
サンドイッチを食べながら、午後は何をしようかしらと考える。
街で仕入れたビーズやボタンを並べて、次に作るものの構想を練ろうかしら。
耳飾りも素敵なものができそうだし、ブローチにするのも悪くない。
そう言えば以前スパンコールで作ったピンバッジを、さっきのスイカ模様のバッグに付けようかしら。
黄色だと、スイカの花らしくていいんだけどな。
簡単に昼食を済ませると、作業机の上に素材を広げた。
こうやって材料を眺めたり、手に取ってパーツ同士を組み合わせてみたり、ああでもないこうでもないと考える時間がとても好きなのだ。
それに、一人暮らしだと、出しっぱなしでも困らないのがいい。
青が好きで、1年を通してよく使う色だけれど、夏は鮮やかな色も使いたくなる。
ヒマワリをイメージした何かも作りたいな。
それに、ブレスレットが映える季節でもある。
海の生き物のチャームを使ったブレスレットも作ろうかしら。
作りたいものがどんどん浮かんできて、素材をさらに引っ張り出しながら楽しく散らかし続けた。




