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3章 第八話 メイドのメイ

本日も宜しくお願いします。

投稿されていませんでした。

次の話もしてもすぐに投稿予定です。

宜しくお願いします。

クラウドさんの家に入ると、ものすごい勢いでご飯を食べるメイドさん。


ティファちゃんはほへーとした表情で見てるだけ。

エアリスさんは次々に料理を作ってる。

大食い選手権か?


「ディー、どうしてこうなった?」


知りませんよ、ただ行き倒れを見つけただけです。


「人助けは良いことだが、見つけた本人が面倒を見るべきじゃないのか?」


わかってますよ、こうなるかもと思ったから、逃げたんです。


「あのお姉さん、凄いです。噛まないで飲んでます、りんごも飲めますか?」


妹よ、それはどこかの遠い違う世界のビックリ人間だけだ。


暫くしてやっと落ち着いたのか、メイドさんは自己紹介を始めた。

なんでも、とある貴族の新人メイドだったが、派遣場所初日に、主人の醜態を見てしまって、屋敷を飛び出してしまったらしい。


落ち着いて帰ってみると主人は捕縛されて、他のメイドや執事など働いていた者も全員捕縛されてしまっていて屋敷に誰も居なく、新しい勤め先を探しをしたが、主の悪事の所為でどこも門前払い。

街から街に転々としてここで倒れたと事だった。


俺は途中で思い出していた。あのメイドさんだと

オバハーンのところにいたあの醜態を見せられた可哀想なメイドさんだと。


俺に物凄く責任ありそうだけど、逃げたおかげで捕縛されなかったからよし。

まあ捕まっても新人だし、すぐに釈放されただろうけど。


「そうなの、あなた。ここで働いてもらいましょう」


話を聞いたエアリスさんは、すぐに雇い入れをクラウドさんに進言する。


「そうだな、この子は悪くないし、今家でも人で欲しいし、いいかな?」


「え、雇ってくれるんですか?でも本当に?」

いきなりの登用で困惑するメイドさん。


「今度少し増築しようと考えてたから、掃除とかやってくれると助かるな」

クラウドさん増築って何ですか?また俺の材料の採取から建築お願いするつもりですか?

だから言ったのに、最初からもう少し大きい家にしようって、依頼来たら報酬ぼってやる。


「そうでしたら、ぜひ。お給料は要りません、外でもどこでも寝床と残飯でも良いので食事を頂けたら」

卑屈だ。野良犬か何かか?


「大丈夫だ。給料も少ないが出すし、部屋も用意しよう、勿論食事も」

当たり前だ。領主が何言ってる!


「無理はいいです、平民家庭の方に無理を言いません」


メイドさん、クラウドさんのこと知らないか?

知らなければ、家を見れば確かに平民家庭だ。


「お姉ちゃん、大丈夫だよ、こう見えてもパパ、貴族さんだから」


ティファちゃんにも言われてるな、見えないもんな貴族にクラウドさん。


「へ、貴族様?こんな家で?」

それはそうだ。大抵の貴族の家は屋敷だ。

こんなこじんまりした家の貴族は居ないはず。


「ごめんね。騙したわけではないけど、広い家って落ちつかないから、小さくしたの」

エアリスさんは、変な誤解を生まないようフォローする。


メイドも執事も居ない貴族様。料理も掃除もする貴族夫人。既にラファと遊びをしている貴族子女。

どう見ても貴族に見えないな。


「本当に良いのでしょうか?見知らぬ者です、紹介状もありません。本当に?」


「いいわよ、早速用意しましょう」


「そうだな、ディーよろしく頼んだ、あとで師匠に依頼お願いしておく」

確定ですか、クララさんに言って報酬あげてやる


「お姉ちゃんも今日から住むの?よろしくね、

私はティアラだよ」


「そう言えば、名乗って無かったな、ティアラは俺の娘、妻のエアリス。俺は一応領主のクラウドだ」


「私はメイです。ってクラウド様?もしかしてあのクラウド様ですか?」


なんだあのって?


クラウド一家アンド俺たち兄妹は顔を見合わせた。


「お兄様」「お兄ちゃん」

「「あのってなんですか?」」


俺も知らない。


「知らないのですか、あのクラウド様です」

だからあのってなんだ!


「メイさん、あのってどんな事でしょうか?」

俺が代表して聞くことにした。


「分かりました。ご説明いたします、ご本人様の前で大変に恐縮ですが」


メイさんが説明を始めるが、口調が吟遊詩人だ。

そして思い出す。あの王都の服屋の熱烈ファンの事を。


話終わるとクラウドさんとエアリスさんは顔が真っ赤だった。

ティファちゃんと妹は感動している。


そらそうだろう。自分の英雄譚を三倍に美化されて、しかも再会まで捏造されて、ラブシーンまでもロマンスに溢れてる。事実の部分もあるかもしれないが、決してエアリスさんは眠り姫では無いと思う。キスで目覚めるってなんだよ。


メイさんは、テーブルの上にあった水を飲み一息ついた。

「では、二番目に好きな話を始めます」


どんだけクラウドさんの英雄譚を話すつもりだ。



お読みいただきありがとうございます!


少しでも面白いと思ったら、

ブックマーク&下側の「☆☆☆☆☆」を「★★★★★」にして頂けると本当にありがたいです…!


皆様の応援が励みになります!

何卒、よろしくお願いします!!

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