2章 第百三話 街の日常
本日最後の投稿です。
2章完結したら、書いたけど投稿してない、オバハン貴族のサイコロの刑他バージョンでも投稿しようと思ってます。あと奴隷冒険者などの結末など。
今後も応援の程宜しくお願いします。
真珠採取を終えて、街に帰ってる途中で、行きにも寄った村に来た。
ここに米らしきものがあったからだ。
「すいません、先日立ち寄ったものですが」
俺は一軒の家を訪ねた。
来る時ここの子供が、お餅のような食べ物を食べていて、その材料が欲しいとお願いしていたからだ。
「おや、もうお仕事は終わりかい?頼まれてものだけど、そんなに取れなくてね。こっちきてくれるかい」
おばさんは、家の裏に招待してくれた。
そこにあったのは、稲についたままの米。
懐かしかった。前世では田んぼの中を駆け回って怒られた記憶が蘇る。
見た目で大体1俵ってところか。十分だ。
いざとなったら自分で田んぼ作って米作ってやる。
前世では米大好きだった。パンより米。
おばさんに100万ピロを渡したら、ビックリして腰を抜かしてしまった。前世でもあり得ない金額だが、お金じゃ買えないプライスレス。
おばさんは必死にこんなに貰えないと返してくるが、俺の価値はこれ以上だ。だから受け取ってもらう。
おばさんは、申し訳ないと言って、他にも色々野菜だの果物をくれた。収納があるから関係ないけど、これ普通じゃ持ち帰れないよ。おばさん。
子供達にバナナをあげて、ノンストップで帰宅だ。
飛行魔法で飛んでも二日かかった。途中は今は使ってない別空間の家をテント代わりにして寝た。
やっと街が見えてきたので、地上に降りて徒歩に変える。飛行魔法は、かなり難しい魔法で取得してる人はほぼいない。今更感が強いがまだ隠せるなら隠したい。
街に入ると活気があった。
税も安いし治安も良い、天使もいる街だ。
街を歩くと顔見知りが挨拶してくれる。
「ラファちゃんはどこだ?」
「何故ラファちゃんがいない」
全部妹絡みだけど。
妹に会いたければ、喫茶店に来い。
まあ話はさせないが。
クラウドさんのとこに行く前に、ギルドによってパーティーの話をしておこう、ウララさんに黙ってたら、あとが怖い。
ギルドは、以前のギルドではない。
匂いは自然な木の香りがするし、建物内で酒などの飲酒は禁止されている。
冒険者達もクエスト帰りは、まずギルドの裏に作らされた、シャワー室に行く。
清潔にしてからギルドに入る。
もちろん服も洗濯要だ。
何よりみんな紳士的になった。冒険者じゃねー。
今やここの冒険者と言うだけで、他の街でも高待遇で迎えられる。
それを聞いた新人冒険者などが来るが、ここのルールに合わない奴は、自然と出ていく。
だからここの冒険者は質が良くなる
「ディー、久しぶりだな、元気か?」
「ディー、今度一緒にダンジョン行こう」
「ディー、ラファちゃん大きくなったら」
最後のやつはウララさんが投げた木刀が当たり気絶した。
「ディー君おかえりなさーい、どうだった?おねえさんにお土産あったりするよね」
ウララさんは、今回の依頼内容を知ってる。
だから催促して来る。
「お土産は海産物ですよ」
「おねえさんは、白くて丸い綺麗な玉が欲しいな」
やっぱり真珠かよ。
「一応、今日取ってきた海産物でパーティーでも開こうと思うんですが、ウララさんは玉の方が良いですか?」
「ディー君、良い事教えてあげる、玉、料理も私のものなんだよ♪」
ジャイアニズムかよ!知ってるよ!
「今夜、喫茶店でやるんでよかったらきてください、クララさんにもお願いしますね」
俺はさっさと逃げることにした。真珠は余ればあげよう。きっと余らないけど。
クラウドさんの家は元の領主の館跡地に建てた。
あの時はすごかったな、領民みんなで重い想いで、元屋敷を破壊していくんだもん。
中にあった貴金属などの芸術品は売って、被害があった人にわけたみたいだ。
ほんと良い領主。
ちなみに誘拐を働いた冒険者と変態憲兵は、奴隷になって、どこかの貴族が買ったそうだ。
あんな変態なにに使うんだろう?
冒険者は自業自得だ。
クラウドさんの家に着くと、庭でティファちゃんと妹が遊んでいた。
今日は、エアリスさんのとこで勉強会か。
遊んでいるとこ見ると今日の授業は終了かな。
「ただいま、ラファ、ティファちゃん」
俺は二人に声をかけると、二人とも走ってこっちに向かった来た。
「「おかえりなさい、「お兄様」「お兄ちゃん」」
うん元気で二人とも可愛いね。
家からエアリスさんも出てきて、
「ディー君お疲れ様、ごめんなさいね、うちのバカ主人がまた無理言って」
大きなお腹をさすりながら、エアリスさんは言ってくれる。もう直ぐティファちゃんもお姉ちゃんになる。男の子か女の子かわからないけど、きっと良いお姉ちゃんになると思う。
「いいえ、大したことないですよ、それに色々採取できましたから。エアリスさんもティファちゃんも今日うちにきてください。海産物でパーティーでもしようと思ってるですよ」
「「パーティー!美味しいもの沢山あるの」」
本当に仲がいいな、妹はティファちゃんのこと最高の友達だって自慢してたし、いい事だ。
「あら、そうなの。ならお邪魔させて貰うわ。お腹の子にも美味しいもの食べさせてあげたいしね」
「ぜひきてください。クラウドさんも誘ってあげてくださいね」
「大丈夫よ、この子が心配で、どこにでもついてくるわよ」
エアリスさんは笑いながらお腹をさする。
「お兄様、今から帰って準備ですね、一緒に作ります」
妹はお手伝いをしてくれるみたいだ。扱いの難しい物を多いし、今日は内緒でネックレスを作る予定もある。
「ラファは今日はお客さんだ。だからティファちゃん達と一緒に来て」
「私もお客さんですか?」
「俺がいない間頑張ってくれたからね、今日はゆっくり楽しんでね」
「そうですか。わかりました。では今日はお客様になります、でもマヨネーズは沢山ください」
相変わらずのマヨラーだ。
さて、家に戻ってパーティーの準備だ。
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