表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
14/19

初めてのおつかい1

久しぶりの更新となってしまい申し訳ありません。

今回は8月頃のお話となっております。

楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。

HEY、HEY!聞いてくれよベイビー!!…あっ、ちょ、待って!ウザがらないで!?

確かにテンション上がり過ぎてウザかったとは思うけど、見捨てないでください!!!!え、許してくれる?ありがとう!!コホン、では気を取り直して。今度はちゃんと落ち着いて報告します。



実は私、里中雫3歳はこの度初めてのおつかいに行くことになりました!!イェイ!!!!あ、拍手どうもどうも。残念ながら世の中は物騒ということで1人では許可は下りなかったんだけど兄の太陽くんと2人っきりでおつかいに行かせてもらえることになったんだよ。でも、近所のスーパーに行くだけなら太陽くんと一緒だし大したことないじゃんって思う人もいるでしょう。だがね、実はおつかいはスーパーじゃないんですよね〜。じゃあ、行き先はどこだろうって思うでしょ?その行き先っていうのはね、パパンの会社です!!



すごくない?初めてのおつかいで父が働く会社に行くことになったんだよ?まだスーパーも兄妹で行ったことないのにね!いや〜、母もよく許可してくれたと思うよ。太陽くんがしっかり者というのもあると思うけど、やっぱり私の熱意が母に伝わったからこの大役を獲得することができたんじゃないかと私は思ってます。そうです!自画自賛です!!



と、まあ何でこんなに私が初めてのおつかいに行きたがっているか分からないだろうから、説明してしんぜよう。きっかけは本当に些細なことだった。






一週間ほど前に私はマイフレンド楓と公園で砂遊びをしながら話をしていた。その話の内容というのはマイフレンド楓が昨日、初めておつかいをしたという内容だった。あ、因みに少しずつではありますが、楓とは素敵な友情を育んでおります。



それで話は戻るんだけど、楓は近所に住んでいるおばあちゃんの家に楓のママさんが手作りしたパンを届けに行ってほしいと頼まれたそうだ。どうやら話を聞く限りでは近所と言っても楓を1人で行かせるのは心配だったママさんがその日仕事が休みだったパパさんに見守ってもらいながらという形ではあったようだけど。もちろん楓はそのことに気がついていないみたいなので実質、初めてのおつかいを果たしたと言えると思う。



まあ、普通に誰かにおつかい話を聞いたら私は「そういえば私ってまだ初めてのおつかいしたことないなー。」ぐらいしか思わなかったと思うんだけど、何てったって話をしてくれたのが楓となれば話は変わってくる。それに楓が話の終わりに私に言った言葉を聞いてこれは私もおつかいに行かなければ!!という気持ちにさせられたと言っても過言ではない。その一言っていうのが「しずくも、おつかいいけるといいね」というものだ。





お分かりいただけるだろうか?この「しずくも、おつかいいけるといいね」には深い意味が込められているということに!!楓はずっとニコニコと私におつかいの楽しさ、素晴らしさを紅潮しながら教えてくれた。あの楓が、だ!!これがどれだけ凄いことかわかる!?確かに最近は順調に友情を育めているから楓との会話は増えたし、笑顔を見ることも多くはなってきている。…だがしかし、あんな楽しげに興奮した様子で語るというのは初めて見た。楓は多分私とおつかいの素晴らしさを語り合いたいのだと思う。だからこその最後の言葉だと私は判断した。というか、私が楓とおつかい話で盛り上がりたい!!




だってね、紅潮しながら喋る楓の可愛さといったらね、…もうね、忘れられないよ。私は実は楓は天使なのかと本気で思いましたよ。この天使とおつかい話で盛り上がることができたらどんなに幸せなことかと考えたらもう楓との親睦を深めるためにもおつかいに行きたい!いや、行かねばならない!!という結論に辿り着いたわけです。



そこで私は早速母におつかいに行きたいということを伝えた。すると母は少し悩んだ様子を見せてから、「今度何か買ってきて欲しい物があったらお願いするわね」と軽く流されてしまったが、一応おつかいに行っても良いという了承は得たのであとはチャンスを伺うのみ!!




そして今日!!ついに私におつかいのチャンスが訪れたわけです。今日は父が会社に持って行くはずのお弁当を家に忘れて行ってしまったので、それをどうにか私が持って行きたいということを母にお願いした。母はやはり会社に行かせるというのは不安だという表情をしていた。すると夏休みで家に居てその話を近くで聞いていた太陽くんが「じゃあ、俺が雫と一緒に行くよ。それならどう?」と言ってくれた。本当に太陽くんは日々かっこいいお兄ちゃんになって私は幸せだよ!ありがとう、お兄ちゃん!!



太陽くんの言葉もあり、母は許可をしてくれた。太陽くんは2回程父の会社に行ったことがあるのでそのおかげもあるかもしれない。因みに、太陽くんが行った2回というのは1回目は私が生まれる前に母と忘れ物を届けに一緒に行ったそうだ。2回目は父の会社見学で行った。この2回目の会社見学が数ヶ月前ということもありある程度は道順を太陽くんは覚えているらしい。



いや〜、太陽くんって何気に優秀だよね!私なら覚えられる自信ないわ。太陽くんが一緒なら無事に父の会社にも着けるだろうし、いや〜、良かった良かった!!それに母もちゃんと道順をメモって渡してくれるみたいだし大丈夫だろう。




父の勤めている会社は家から約45分程度のところにあるらしい。電車で30分、徒歩で15分かかると母は教えてくれた。これは大人が歩くスピードで45分だから、私という幼児が歩くとなると倍くらいかな?そうなると父の会社まで1時間くらいになるのかな?ってそうなってくると早く行かないと父のお昼に間に合わなくなってしまうかもしれないじゃないか!!これは早く出発せねば!!








少し話が長くなりそうだったので今回はここまでにさせていただきました。

おそらく不定期の更新となりますがまた読んでいただけたら嬉しいです。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ