↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
8/15

第八話

窓の外はいつもより大きい月が輝いていて、その周りには星が散らばっている。風で葉が擦れ、涼しげに虫が鳴く。


そんな中でヴェンルは自室のベッドに寝転び、昨日言った言葉を後悔していた。


ついさっき、初めて魔法の練習をした。手をくねくね動かしながら念を唱えてイメージすると、手から何かが出てくる。それについてリシェルやアレクシスはいっぱい褒めてくれたけど、問題はその後だった。


頭の右側が時々ずーんってなって、体が痛んだ。


部屋のドアがガチャ、と開いた。


「ヴェンル、大丈夫か?」


アレクシスだ。


「うん……」


「きついよな。でも、明日はきっと驚くぞ」


手には2つコップを持って歩いてきた。


「……なんで?」


「驚くほど魔法がたくさん使えるようになってるんだ」


ヴェンルの勉強机にそのコップを置いた。


「今ヴェンルがなってるのは魔力切れってやつだ」


「んぅ……」


返事をしようとしたが、呻き声みたいになってしまった。


「まぁ、筋トレみたいなもんだよ。これは、俺たち医師でも治せるものじゃないし、それに体にいい影響を与える」


「そうかなぁ?」


この痛みは、体に良いものとは到底思えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。