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「好き」に理由なんか…  作者: 白砂
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ある日の二人⑥

朝、目が覚めてると私は背中から凉に抱きつかれていた上に頬をつんつんされていました。


「あ、おはよう、侑」

「お、おはよう、凉。な、なんで私の頬をつんつんしているの?」

「そういう気分だったからかな」

「くすぐったいよ、凉」


凉は私の頬をつんつんするのをやめてくれませんでした。

私は凉のつんつんするのを止めさせるために凉の手を掴もうと私が手を伸ばすと凉は私の手を掴んできました。


「昨日、酔っぱらってる侑を介抱するの大変だったんだよ」

「う!…ご、ごめんね凉」


私は申し訳なく思いました。


「ううん、大変だったけど気にしてないよ。ただ、頑張ったご褒美が欲しいな」

「ご褒美?」

「うん、ご褒美。ダメ?」

「今日1日侑が私に従順であること。ダ・メ・かな?」


凉は私の耳に囁くように言ってきました。

私は昨日の事があるので強く否定することはできませんでした。



「変な事しない?」

「うん、しないよ。ただ、侑といちゃいちゃしたいだけだよ。」

「本当?」

「うん!ただちょっとお願いはするかもだけどね」

「え?お願い?」

「うん、お願いだよ。あ、でも本当に嫌なら断っていいからね。後でその事で責めたりはしないから」

「……分かった。今日1日は凉の言うことを聞くよ」

「本当!?」

「うん、昨日の事のお詫びとして。後は私も凉といちゃいちゃしたいから」


後半は恥ずかしくなって声が小さくなりました。

けど、元々密着していたので凉にはちゃんと聞こえた様です。


「うん!今日はとことんいちゃいちゃしようね!」


それから私達は朝食を食べるために一階に降りました。

この時から凉のご褒美は始まっていて私達は手を繋いで降りました。

読んでいただきありがとうございます!

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