4月24日(月)④
放課後
私は帰る準備をし終えて席を立つと凉が私の元にやってきました。
「侑、デートしよ?」
と、笑顔で言われました。
私はえ?と思ったけどいつも通りの寄り道かなと思って凉を見て
「うん、いいよ」
と、言いました。
そして、二人で教室を出て直ぐに後ろから抱き締められました。
「ゆう~、す~ずちゃん、かーえろ!」
抱き締めてきた本人もとい幸がやや間延びた感じに言ってきました。
「幸、部活は?」
「今日は休みだよ」
「そうなんだ」
「うん」
「えっと、どうする、凉?」
「うん?なにか用事?」
「うん、実は侑とこれからデートなんだ」
凉がそう言うと幸はあっ!って顔してから私を解放して言いました。
「じゃあ、邪魔しない方がいいよね?あたし先に帰るね」
そう言って幸は私達から離れました。
私達はお互いに相手の顔を見ながら笑いながら頷いて同時に動きました。
私は幸の左腕を、凉は幸の右腕をそれぞれ抱き締めて幸に向かって笑い掛けました。
「え?え?…二人でデートするんじゃないの?」
幸は驚いてました。
だから私達は幸に言いました。
「幸と出かける事はあまりないから三人で行こ?」
「そうそう、さっちゃんと遊べる事なんてあんまりないからね」
「え?でも邪魔に」
「「ならないよ!」」
私達の言葉に幸は少し考えて言いました。
「……本当にいいの?」
「「もちろん」」
「……わかった三人で遊びに行こう」
幸が承諾したので私達は幸に笑い掛けました。
すると幸は観念した様に笑いだしました。
こうして私達は三人で遊びに行くことになりました。
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