3 北の国
先ずはマリエールは自分の国の伯爵と国王に魔王討伐の話しをした。続いて北の国の国王に魔王討伐の話しをして復興支援を勧めた。
3 北の国
伯爵屋敷に着くとマリエールは伯爵に会い魔王討伐の報告をした。一緒に国王に報告に行く事になった。国王に魔王の魔石を差し出すと鑑定人が、
「魔王の魔石で間違いございません。このような大きな魔石は見たことがありません。」
鑑定人の証言でマリエールの魔王討伐が証明された。国王は、
「マリエールならやってくれると思っていた。褒美を取らそう。何か希望はあるか。」
マリエールはマリエール商会のための広い屋敷と王宮や他領や他国と交易する権利を得た。マリエールは国王に、
「北の国の復興支援の手伝いをしたいと思います。」
と言った。国王は、
「我が妹の嫁いだ国。出来ることはしてやりたい。国としても協力したい。何なりと言ってくれ。」
3人目のマリエールがアンドロイドと共に北の国に乗り込んだ。国王に謁見した。マリエールは国王に、
「魔王を討伐しました。魔石は我が国の国王陛下に献上しました。この国には牙を献上します。」
アイテムボックスから1m50cmほどの牙を出す鑑定人が確かめ確か魔王の牙である事が報告された。国王は、
「感謝の気持ちを伝えたい。褒美の希望があれば何なりと言って欲しい。」
マリエールは復興支援の推進に努めるように勧めた。
「農作地も家畜も家屋ほとんど魔獣に荒らされたはずです。寝るところもないでしょう。早速に対策が必要です。直ぐに動きましょう。」
マリエールは仮設住宅と炊き出し、農作地を耕し作付を行った。アンドロイドを10万体出して作業に当たった。民衆を巻き込み料理や農作業、狩りや解体は一緒に行った。しばらく経つと安堵の声が聞こえる。
北の国の復興支援は事実上マリエール一人が民衆を巻き込み取り組んでいる。毛布一つだって全てマリエールが用意している。アンドロイドも隠しはしない。料理の材料は全てマリエールとアンドロイドが用意している。国や領は何もしない。本当に国や領が何もしなかったのか知らない。ただ民衆から見ると他所の国のマリエールやアンドロイドは民衆と共に料理を作ったり仮設住宅を作ったり農作業をしたり、狩りや解体を一緒にした。毛布や衣類を提供してくれた。盗賊達が現れればやっけてくれた。
領の保管倉庫を民衆が襲ったのはそんな時だ。国や領が無策だったのかは知らない。ただ民衆は他国の者だけが民衆と汗水流し物を提供してくれた。民衆から見たら国や領の王族や貴族や役人は民衆を助けもせずただのうのうとしているように見えた。
倉庫だけでなく領主の屋敷や王宮にも民衆が押し寄せた。マリエールはただ見ているだけだ。国王一家が晒し首になったのもマリエールはただ見ているだけだ。マリエールがアンドロイドに指示したのは領主の屋敷や王宮のお金やお宝を収納するように伝えただけだ。騒動が終わり、復興支援が完了した時、北の国を治めていたのはマリエールとアンドロイドだった。3人目のマリエールは北の国の国王になった。マリエールは、
「魔王もとんでもない事をしたもんだ。」
他人事のようにマリエールはアンドロイドに話した。
マリエールは10万体のアンドロイドを出して仮設住宅、農作業、料理、狩りや解体を民衆と共に行い、毛布や衣類、食材を提供した。




