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セフィロトの書〜賢者は賢者と知らない  作者: 華音 楓
学院編
96/103

第13話 賢者は中等部へ進学する①

 レイアス達は無事、中等部へと進学が許された。

 まだ初等部に席のある二人は講義を受けるつもりであったが、すでに初等部の講義を受ける必要がないと判断され免除となった。

 中等部への入学までの間、準備期間として使うようにと通達があった。

 陣日期間中に机の整理や寮の部屋の片づけなどしなければならなく、やることはかなりの量となってしまった。

 しかも、これで二人にもう会えなくなるということで、ジョシュアは女子に誘われて放課後を過ごしていた。

 レイアスは何故かまた男子に優しくされ、放課後を過ごすこととなっていた。

 二人は積極的にクラスメートと過ごし、教えられることは教えていった。

 それによりAクラスの実力は初等部の3年生に引けを取らないレベルまで上がっていった。

 何人かが飛び級申請を通り3年へと上がっていった。

 そして、修了式の時に事件は起こった。

 ジョシュアはジョシュア親衛隊の女子生徒を好きな男子生徒から、決闘を受けたのだ。

 ジョシュアとしては争いたくはなかったが、その男子生徒の覚悟を見て全力で戦った。

 決闘は一瞬で片が付いたが、倒れても倒れても何度も立ち上がりながら男子生徒は叫んだ。


「君が好きだ!!だから僕は立ち上がる!!」と


 それを聞いた女子生徒は涙を流しながら男子生徒に近寄り、抱きしめたのだった。

 男子生徒は放心状態となったが、女子生徒はジョシュアを見て頭を下げたのだ。

 きっと、男子生徒とは両思いだったのだろう。あくまでもジョシュア親衛隊はファンクラブだ。ファンであるのと恋愛は別問題だったのだろう。

 ジョシュアはそんな二人を見て、壇上より降りていった。

 それを見ていたレイアスはジョシュアに駆け寄り何かささやいていた。

 その言葉は誰かに聞こえたわけではなく、ジョシュアは少しはにかんだ笑顔を浮かべていた。


 そんなこんなで進級の時期となり、二人は中等部へと移ったのである。


 二人が向かった先は中等部の校舎。

 意匠が異なるためか、とても新鮮に見えた。

 校舎のエントランスに入ると、さっそくクラス分けの表が掲示されていた。

 掲示板の前にはクラス分けを確認する生徒たちでごった返しており、二人はいまだ確認できずにいたのだった。


 人が少し減り、二人はようやく確認することができた。

 二人としてはBかCに入っていれば御の字程度にしか考えていなかった。

 しかし、予想はあっさり覆されてしまった。二人そろってAクラスだったのだ。

 二人は顔を見合わせて苦笑いを浮かべていた。これは必ず厄介事のタネになるからである。


 案の定二人はその厄介ごとに巻き込まれたのであった。

ここまでお読みいただきありがとうございます。


新たな道へ進むたび、別れが必ず存在します。

レイアス達はそんな別れを惜しみ、少しでも思い出を作ろうと必死だったんでしょうね。

レイアスの血の涙は別として…


さて、次話より中等部へ突入したします。

新たな出会いが待っています。

癖の強いキャラが出てくるとか出てこないとか。


誤字・脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。


感想・評価・ブクマいただけると作者は頑張れます。


では、次回をお楽しみください。


※ほかにもちょい読みシリーズ他作品掲載中です。頑張って毎日掲載しています。

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