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セフィロトの書〜賢者は賢者と知らない  作者: 華音 楓
幼少期編
29/103

第6話 賢者は修行を開始する①

どうも作者です。


今回の話は作者的に長くなってしまい、若干後悔しております。

この世界の魔法・魔術についての説明回となるので、致し方ない面あり…

不本意ながらこのような長さになってしまいました。

作者からすると珍しく総文字数が一万を超えてしまいました。

読みづらいかとは思いますが、お付き合いください。


では、本編スタートです。

 中庭へ移動した三人は円を描くように地面に座った。


「それじゃあ、魔法・魔術の授業を始めるわね?」

「まずはジョシュア君。魔法・魔術を使うにあたって注意することは何?」


 セリシーはジョシュアに向かって説明を求めた。


「周りに迷惑をかけないことです。」

「に、兄さん…。」


 ジョシュアはわざとレイアスを見ながら答えた。レイアスも冗談とわかっていながら内心ドキッとしていた。


「なるほどね。確かにそれは大事ね。」

「先生まで…反省します…」


 セシリーも冗談に乗り、レイアスを見つめた。レイアスはうつむき加減で少しむくれていた。


「では、改めてジョシュア君。答えてくれるかな?」

「魔力欠乏症ですか?」


 ジョシュアはセシリーの問いかけに今度はまじめに答えた。


「正解。よく予習していたわね。」


 セシリーはその答えに満足げだった。


「じゃあ、なぜ魔力欠乏症になるのでしょうか?…レイアス君。」

「はい!!自分の持つ魔力以上の魔法を使おうとしたからです!!」


 セシリーの問いかけにレイアスは自信たっぷりに食い気味に答えた。


「ハイ正解。つまり、最初から上級魔法は使えないってことよ?ちゃんとわかってね?」

「はい…」


 少し呆れながらセシリーは頷き、レイアスに釘をさすことを忘れなかった。


「じゃあ、魔法の基礎から始めるわね。魔法とは、【自分の魔力や周囲の魔力・魔素を使って、自然現象や事象を再現すること】です。これには魔術や錬金術などは含まれません。」


 セシリーは教本を開き説明を続けた。教本には図解で掲載されておりとても分かりやすくまとめられていた。ちなみに、この教本の著者はセシリーだったりする。実際、魔法学校でも教師の教本として採用されている。


「そうなんですか?どちらも魔力・魔素を使うじゃないですか?」


 ジョシュアは素直な疑問をセシリーにぶつけた。ジョシュアとしてはその違いが理解できなかったのである。


「いい質問ね。魔術の行使にはいろいろ制限があります。まずは魔方陣を用いること。理由は魔術を魔方陣なしで発動しようものなら…一瞬で魔力切れを起こします。今までの大魔法使いと呼ばれる人でも無理でした。つまり、魔術は魔方陣を用いることで低コスト・高パフォーマンスを実現しているってことね。そのほかにも、複数の人間でで発動出来たり、魔石による代替も可能。メリットいっぱいってわけね。」

「じゃあ、魔法はいらないんじゃないんですか?」


 セシリーはジョシュアの質問に対して極力わかりやすいように解説した。

 ジョシュアとしては今度は魔法の存在理由がわからなくなってきた。


「これまたいい質問。魔術の最大のデメリットは、発動の遅さなの。手順としては、魔方陣の準備。魔力・魔素を徐々に込める。発動。ってなるんだけど、徐々に魔力・魔素を込めないと、魔方陣の出来によっては崩壊が始まっちゃって、発動すらしないの。慣れてくれば必要な量がわかるから、早くはできるけど。」


 セシリーは少し肩をすくめながらジョシュアの質問に答えた。

最後までお読みいただきありがとうございます。


ついにレイアス達の修行が本格始動です。この話がすべてのスタートとなるの予定です。


誤字脱字等ございましたら教えていただけると幸いです。


余談ですが、作者の「ちょい読みシリーズ 僕はいつでも殺される」が毎日17時にアップされます。


お暇時間にお目汚し程度にお付き合いください。


では、次回をお楽しみください。

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