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セフィロトの書〜賢者は賢者と知らない  作者: 華音 楓
幼少期編
21/103

第3話 賢者は0歳児になる④

(ゲフッ。ごちそうさまでした。)


 一通りお腹も満たされ、満足した頃、ようやく状況が飲み込めた。


(うん、これで理解した。俺…生まれ変わったんだ…)


 神様は零との約束を守ってくれたらしい。今まで地球で過ごし記憶・経験・知識がきちんと残されていた。

 初恋や失恋。勉強やサブカル。ブラック企業に残gy………うっ!!頭が!!ってならなかった。色々な自分をそのまま残しているようだ。


(神様、ありがとう。)


 零は約束を守ってくれた神様に心からの感謝をしつつ、これからについて考えようとしていたが…もう一つの疑問に意識が集中してしまう。


(ていうかさ、さっきからずっと気になってたんだけど…。隣に寝てる天使は誰!?むっちゃ可愛いんですが!?男の子?女の子?)


 そう、零の隣にもう一人寝かされていた。その子はとても可愛らしく、零とは違いむやみに泣きわめくことはなかった。その子は銀色の髪に青味がかったキレイな瞳をしていた。見れば見るほど惹き込まれるような感じがした。


(あ、目があった!?か、かわえぇのぉ〜♪)


 その子を気にかけているとどうやらこちらに気が付き、目を合わせてくれた。しばし見つめ合うと、その子はニコリと笑顔を見せてくれるのだった。


(俺…この世界でも頑張れるかも。)


 その言葉を最後に零は意識を手放した。

ーーーーーーー

 この日を境に世界は激動の時代へと突入した。その原因の一端である当の本人は全く自覚はなかった。

 そう、後に賢者と呼ばれる者の誕生である。

 時を同じくして、勇者や聖女、魔王と呼ばれる者たちも生まれ落ちていくのだった。


最後までお読みいただきありがとうございます。


誤字脱字等ございましたら教えていただけると幸いです。

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