テンテキ
バタフライ効果
「ハ、ハクシ」
一つのクシャミで
世界が滅んだ
大きい大きい病院で
全てのウイルスに効く薬が開発された
全ウイルスの強い所をとって
一つのウイルスにくっつけた
もう最凶!ヤバいウイルス!
そのウイルスは他のウイルスも
自分と同じウイルスに変えてしまう!
だが、そのウイルスの特効薬を同時に作った
つまり
もともとの病気の人に
最凶ウイルスを投与し
特効薬で皆殺しにする作戦だった
ウィルス・シッパイ博士は
我ながらいい案だと機嫌よく作った
だが部下にはその事を伝えていなかった
「地下の私の第二研究室に持っていって」
と部下に命令し、コーヒーを入れる
地下の長い長い廊下
研究室にやっとついた部下は
部屋の扉を開ける
中には動物実験で使われている
ネズミやモルモットがいた
部下はげっ歯類の動物の
程度の低いアレルギーで本人も自覚していなかった
毛が舞、部下の鼻に吸い込まれる
「ハ、ハクシ」
カシャン
ウィルスの瓶を落とし割る
「ヤベッ!う!う!うがーーー」
ミルミルうちに部下はゾンビになる
だがネズミやモルモットは変わらなかった
このウィルスは空気中では数秒しか生きていなかった
しばらくして
病院のある部屋で
点滴をして寝ている男がいた
コイツの自慢は鋼の体だが
少々無理をしすぎた
「むにゃむにゃ…後少しで365日連続出勤だったのに…ジム行かなきゃ…」
寝なから大声で喋っていた
「プロテイン!」
何かを欲するように目を覚ます
起きてまず筋肉を確認する…
ニコっと笑うと部屋を出るが
看護師は居なかった
「帰りますよー」
男は服を着替えながら
大声で叫ぶ
「ほんとに帰りますよ?」
部屋のナースコールを押すが
反応がない
「困ったなー」
1階のナース室まで行こうと部屋をでる
廊下はとても静かで
誰の声もしなかった
エレベーターのボタンを押すが
1階から動こうとしなかった
「んー業者かなんかかな」
階段で降りようとした時、
人影が見えた、
アレは
「ウィルス博士!」
ウィルス博士はテレビでも有名で
あまり人の顔を覚えない男も分かるほどであった
「どうしたんですか?ウィルス博士!」
バツが悪そうにうずくまる博士
その時
「うがーーー」とゾンビが男を襲うが
ドン!とゾンビの腹を一撃…
ゾンビは吹っ飛び頭を打ち動かなくなる
「あ、ゴメ!やりすぎた!死んじゃった?」
その様子を見ていたウィルス博士はニヤリと笑う
「いーんじゃ、今のはゾンビじゃ」
「へ?ゾンビ?映画に出てくる?」
「そうじゃ!あのゾンビを造ったのワシじゃ、残念…」
「お前が親玉かあああ!」
男は拳を振り上げる
「待て待て待て待てーい!話を聞け!」
「取りあえず話を聞こう!」
「お前…素直じゃの…まぁいい、あのウィルスはまだ製作途中だったんじゃ…」
ウィルス博士はウイルスの抗体を作る為
男に地下にある特効薬を取ってきて欲しいと言う
地下に行く途中、めっさバケモンいたけど
頑張って男は特効薬を取ってきて
病院から脱出するために
屋上に行くけど
屋上からみた世界はもう…




