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第三話:武具開発と依頼:

多少ショッキングな内容がございます


ドワーフ族を宇宙船内部に招き食事をしながら

会話をしたのだが一部のドワーフが武具技師として

宇宙船基地内部に住む事になった、食事が終わり

いざという時の為に作られた外部要人用居住区に

彼等の家を買い住んでもらう事になった若者が

多く地下集落が気になったが問題は無いらしい


「明日から住む人達は居住区に案内します

正直住民が少なく困ってて助かります皆さんは

帰るなら送りますがいつ頃まで観光していきますか?

すぐに帰らなくても泊まれる場所もありますので

ご安心ください宿の方が良ければそちらに案内

させていただきますので申し付けてください」


キングラムは機械が気になるようだ


「いや数日泊まらせて頂こうと思う

居住区にはこのような機械が多数あるのか?

良ければ、物を冷やす機械、米を炊く機械、

物を温める機械、コレらを幾つか持ち帰り

どのような機械が使われてるか仕組みを見たい

金や鉱石と交換でいかがだろうか?」


キングラム達は物々交換で暮らしてるのか


「それではその辺りは部下に用意させますので

防衛局に向かって手続きの方部下としてください

文字が分からない場合代筆しますのでご安心を

私は溜まってる仕事の依頼書確認をして

その後もう一度要人居住区に聞き取りに行きます

その時気になった物や情報我々で何とかします」


キングラムは髭を撫で満足してくれている


「嬢ちゃん仕事の方頑張ってな!無理せず

コツコツ採掘と一緒じゃそれでも怪我する事もある」


含蓄のある言葉だ鉱石と暮らすドワーフらしい


「はい!何とか頑張ってみます」


その後依頼発足所に向かい依頼書を確認した

結果近くの森の奥地で行方不明になった隊員の

死体捜索依頼が出ていた依頼者はハーフエルフの

サダヲ・ヤマトと書かれている死体の方は

父親のクロイ・ヤマトと書いている緊急性は低いが

遺族の事を考えるとなるべく早く探してやりたい

この依頼を受けよう三人ぐらいいれば探索出来る


「すみませんこの依頼書お願いします」


私がそう言うと受付係のお姉さんがスラスラと

依頼書に依頼者ネームと番号を書き込む


「依頼完了したらコチラにご提出ください

無事に帰れるよう祈っておりますお気をつけて」


取り敢えずレオン・アンバース、シル・スフィア、

サートン・クレスト、そして私のメンバーで

調査する事になったアンバース以外はエルフで

多少話にくいがまあ問題は無いだろう

レオンは人当たり良いし多分大丈夫な筈だ

一度部屋に戻って少し休んでから出よう


「おお遅かったな今炊飯器を買って直した所だ

大体どういう仕組みかは分かって来たから作れる

問題は冷蔵庫とかいうやつだがコレはバラす基礎が

まだ分かって無い大分かかりそうだが電気を利用

して動くのは分かってな、魔力の電磁変換を

応用した武器が出来た、その名もスタンブレード

魔力を流すと刃の部分に電気を溜めて放つ

あとはスタン銃だ敵に電撃を撃ち込む銃、

あとバッシュボルトという盾を作った殴る時

攻撃を弾く時電気でダメージを与える

全部何とか作り出し用意出来てる使ってくれ」


それは助かるが結構良い品だと思う貰っていいのか?

丁度武器の仕入れに行きたいところだったが


「有難い十二分に役立ててみせるよありがとう」


その後居住区での聞き取りもすぐ終わり

私達は付近の森で消えたらしい人物の痕跡を

探しに行く事になった果たして彼はみつかるのか?

森の奥へと進んで行った何故痕跡収集で無く

死体を見つけて来てくれなのだろうか?


「隊長この木傷が付いてますナイフで切った感じで

まるで奥に来いと示してるようですどうしますか?」


レオンがそう言い木の傷に触れる

こういう時の勘は彼の方がある、ついて行こう

この先に何かある筈だ少し覚悟しておかないと


「分かった引き続き傷を探してくれ」


私はそう言うとレオンについていく

別れ道や道に見えぬ場所も通り森の奥に進む

まだ傷以外の痕跡はない本当にこの先に……


「水の匂いがしますこの奥に湖があるようです」


湖のきしに身体を覗かせた遺体がある

数人で引き上げるとその死体には足が無い

いや腰から先が何かに食いちぎられた様子だ

水面に気配がする…何かいるのか?


「みんな湖から離れろおそらく足を喰った獣だ

距離を取って戦う準備をしろ十分に気をつけろ」


首が短い甲羅の無い亀のようだまずは盾でバッシュ

そこから切り付ける電気が効いてるのか敵は怯む

なら連撃を叩き込み離れる敵はグゥオッと唸る

私がバッシュを叩き込む時レオンが腹にバッシュを

差し込む敵はたまらずばたばたと暴れる


「総員ボルト射撃準備避けながら撃ち込め!!」


全員がスタン銃で電撃を叩き込み首無し竜は倒れる

何とか倒せたがこの死体を持ち帰って彼等は

救われるのだろうか?ん?何かを握っている?

どうやら薬草のようだが何だろうか?

兎に角持ち帰って彼等に報告しよう


「お疲れ様です皆さん無事で良かったです」


受付まで帰りあとはサダヲ・ヤマトに会うだけだ


「皆さんが父の遺体回収をしてくれた方達ですか?

わたしはサダヲ・ヤマト今回の依頼人です

コチラは母のハナ・ヤマトです」


そう言い女性が眠っている車椅子を前に出す


「母の為にも父の遺体を見つけないと

落ち着け無くて皆さんありがとうございました」


…………


「本当に母親の為なのか?」


サダヲは眼を逸らす


「レオン親御さんを頼む、あちらで話しましょう

もしかすると我々は君を誤解してるかもしれない

だから正直にきっちり話をしよう、全部聞くよ」


レオンがハナ・ヤマトの車椅子を押し離れる


「そこの椅子で話を聞いても?」


サダヲ・ヤマトはこくりと頷く


「じゃあまずあの日何があったか聞きたい

ゆっくりでいい、話してくれないか?」


「あの日僕は父と薬草を探しに行ってたんです

その最中父が薬草を見つけたんですが

首の短い竜に襲われてその時父さんは僕を

突き飛ばそうとして来て揉み合いになり気づくと

僕は父を突き飛ばしてましたその結果

父は奴に喰われ私は恐ろしくなり逃げました

ただ死にたくなかったその為に父さんを差し出し

僕は逃げたんですそれが今日までバレるのが怖かった

ずっとずっとずっと怖かった……」


「父親も君を差し出そうとしたそれについて

思う事はないのか?私はお互い仕方なかったと

思ってしまった何故なら妻と子供を天秤にかけざる

おえなかったからだこの薬草を奥さんに使おうと

必死に探したそして順序が変わってしまった

家族でやり直す為の薬草から妻の為だけの物に

半身を喰われてもそれは諦めきれなかった

君が怖かったのは彼だったのかな?もし違うなら

踏み止まって欲しいコレが有ればやり直せるんだ

この薬草を正しく使えば彼女はもう一度動けるんだ」


サダヲ・ヤマトは疲れた顔で語る


「貴女の思う通り私は両親が怖かった

不幸ぶって他人を巻き込む母も怖かった

母が半植物状態になり正直落ち着いた

父が死んだ時も、たとえ父が望んだとしても

私は母を目覚めさせようとは思わない寧ろ

もう疲れてしまった私も彼女の子なんだ不幸ぶって

何が悪いんだ何も何一つ変わらないなら

もう全部諦めて何が悪いんだろうか?」


サダヲ・ヤマトは頭を抱え泣き出す


「それでも諦め無ければ少しずつ全ては変わる

だから貴方にも両親にも生きて欲しい

貴方が生きる限り両親も心の中で生きて行くから

貴方だけだとしても生きて欲しいです」


一応彼の椅子に薬草を置き去って行く

たとえ彼が殺人犯だとしても私に罰する権利は無い

彼がどれほど苦しんでいたとしても理解しきる

事など私には出来ない


その後風の噂でハナ・ヤマトが退院した事

そしてサダヲ・ヤマトは森に行き

帰って来なかった事を私は知ったあの会話に

意味はあったのだろうか?寧ろ追い詰めたのか?

私は広くなった部屋で朝食を作った


「皆が帰ってしまうと寂しいもんだな…」












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― 新着の感想 ―
読みに来させていただきました。 久しぶりの七枝選考様の作品わくわくして読み進め悲しい状況もありましたが 感想書かせていただきます。 宇宙を漂流してきた強化人類と、ドワーフや妖精、転移者が暮らす異世界が…
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